アニメ『四月は君の嘘』を観てショパンの『バラード1番』が一番好きな曲になった話
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漫画が原作で、アニメ化、実写映画化もされた「四月は君の嘘」についての概要や思ったことをつらつらと書いてます。

この作品は喰わず嫌いしていて、最近の流行りな感じのアニメでしょ?なんて思ってたんですけど...凄まじかった。マジで泣いてしまった。

物語はちょっと重めですが、それに伴うクラシック音楽がまたかなり良くてですね。必ず気に入ると思います。

 「四月は君の嘘」のタイトルにある「嘘」は大事なキーワードで、ネタバレ最前線なので結末を知りたくない方は先に漫画、アニメを見てください!
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四月は君の嘘の概要

●あらすじ

かつて指導者であった母から厳しい指導を受け、正確無比な演奏で数々のピアノコンクールで優勝し、「ヒューマンメトロノーム」とも揶揄された神童有馬公生は、母の死をきっかけに、ピアノの音が聞こえなくなり、コンクールからも遠ざかってしまう。

それから3年後の4月。14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、満開の桜の下で同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでかをりの圧倒的かつ個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。

かをりは、好意を寄せる渡亮太との仲を椿に取り持ってもらい、渡と椿の幼なじみである公生とも行動を共にするようになる。公生はかをりに好意を抱くようになるが、親友である渡に気をつかって想いを伝えられないでいた。椿は公生のかをりへの恋心に気付き、また自身に芽生えた公生への恋心にも気付き苦悩する。

かをりは、公生のことを友人Aと呼び、ぞんざいに扱いつつも、自分の伴奏を命じるなど、公生を再び音楽の世界に連れ戻そうとする。また、かつて公生の演奏に衝撃を受けピアニストを目指すようになった、小学生の時からのライバルである相座武士井川絵見にも背中を押され、母親の親友で日本を代表するピアニストの瀬戸紘子に師事し、公生は再び音楽の道に戻っていく……。

しかし実は、かをりには周囲に隠し続けていた秘密があった。次第に身体を蝕む病のため、物を持ったり歩くことが困難になり、学校を休んで入院生活が続くようになっていく。公生は東日本ピアノコンクールに出場して入賞することで、ピアニストとしての道を歩もうと努力する。そんな公生の影響を受けて、かをりもこれまで避けてきた手術をして、再び公生とコンサートをしようと決意する。

しかし、かをりの容態は、悪化の一途を辿っており、容態が急変してしまう。公生は、かつての病弱な母親をイメージさせる少女に、再びトラウマが呼び起こされ、かをりを失うことへの恐怖から、ピアノを弾くことができなくなり、なかば作品の総仕上げの練習ができないまま、コンクール本番を迎えることになってしまう。

そして、コンクールの日が訪れる。奇しくも、かをりの手術の日が重なり、大きなプレッシャーを抱えていた公生だったが、かをりを想いながら、かをりの幻と共にアンサンブルを奏でながら、すべての想いをぶつけるかのように渾身のピアノを演奏する。公生のピアノは、会場の観客すべてを魅了し賞賛を受けるが、かをりは手術中に帰らぬ人となってしまう……。

コンクールが終わり数日後、かをりが生前に書いた手紙が、公生に届けられる。そこには、かをりの公生への秘められた想いと、ささやかな「嘘」が綴られていた

●概要

新川直司原作。「月刊少年マガジン」で2011年から2015年まで連載されていました。2014年から2015年にはアニメ化、2015年に実写映画化されました。

演奏者として、有馬公生のピアノは阪田知樹、宮園かをりのヴァイオリンを篠原悠那が弾いています。

四月は君の嘘のここが面白い!

ストーリーはまさに青春!だけど...

ストーリーはまさに青春真っ只中の中学生活!

めちゃくちゃ仲が良い親友がいて、幼馴染の子がいて、ちょっと恋愛関係に変化するかどうかの甘酸っぱい期間があって、まあ公生はうだつの上がらない日々を過ごしていたわけだが、そういう状況だけを見れば完全にリア充。

なんか作画も瑞々しくて、躍動感も凄い!セリフがちょっと詩的でくすぐったくなるような時もありますが(笑)、羨ましくもなる学生生活なんですよね。

そこら辺はめちゃくちゃ、

いいなぁ〜!!と嫉妬を覚えるくらいです。笑

だ け ど

かなり重い話でもあるってところが切ない。この重い話がストーリーにスパイスを加えているのは間違いないけど、お母さんとかをりちゃんが亡くなってしまうのは正直可哀想すぎるかな、とも思ったわけです。

これは見る人によって分かれるかもしれませんね。良いか悪いか。青春!瑞々しさ!躍動感!からの重い(泣)というギャップは。

コメディっぽいシーンも度々出てきますが、最後の方はちょっと痛々しくて中和されてました。

僕はこのアニメを見た時は次の日ぐらいまで引きずりましたからね。苦笑

これは宮園かをりの命を燃やした物語でしたね。

彼女は自分が長くないことを知って、様々なことにチャレンジしたんですけど、死が迫り来ることがなければ公生と出会おうとは思わなかったかもしれないし、自由で人を惹きつける演奏をしなかっただろうし、手紙ではあるけど公生に昔からの思いを告白しなかったと思うんです。

さらに公生をピアノの世界に戻して、結果的に椿とのキューピッド役にもなってるし、、、なんていうかもう切ないよ!でも凄いよかをりちゃん!!

今生きてる僕らが常に死を意識して行動すれば...って訳ではないけど、こういう物語を見ると、かをりみたいに命を響かせたいって思いますよね。何か1歩踏み出したいって気にさせてくれます。

しっかり感動しちゃってるじゃん俺。可哀想すぎるとか言ってたクセに。笑

辛い経験が音楽に反映される。

というのをまさに地でいっている物語で、切ないし、辛いけど、人を成長させてくれるんだなと。

それから幼馴染の椿、親友の渡がいい味出してましたね。特に椿は幼馴染で、昔から公生を知っているだけに、恋愛感情と友情の間で葛藤してそこに踏み込めず、音楽も分からないから踏み込めないという葛藤を抱えて、最後には公生に寄り添う事を決めたのはまた感動的で。

公生も椿は昔から大事な存在で、彼女がいなかったら今の公生はいなかっただろうし...。

色々な思いが絡み合ったところもまたこの作品の魅力ですね。

物語が重い分、曲に思いが乗る

中々に重い話でもあるんですが、その分、登場する曲に思いが乗ります。心に残ります。

色々なクラシック曲が出てきましたが、僕が特に印象に残ったのはクライスラー作曲・ラフマニノフ編曲「愛の悲しみ」、そしてショパン「バラード1番」です。

ほとんどの人がそうかもしれませんが。笑

いやね、この作品の中のストーリーと曲の良さが相まって、大好きな曲になりました。いつか、この2曲はピアノで挑戦してみたいです。

どちらも泣いてしまったんですよね。

愛の悲しみは、お母さんとの決別であり、かをりが来れなくなった状況で、かをりの音楽スタイルを誇るために演奏したんですが、もうね、感動しました。

この曲自体は「悲しい」ってだけの曲調じゃなくて、どこか憂いは帯びてるけど、華やかさもあって、大人な雰囲気もあって、そこがまた良かったんですよね。

バラード1番は、公生がコンクールでこの先、ピアノで生きていきたいという思いと共に、かをりにも生きていて欲しい思いも込めて演奏していて、でも途中でかをりがこの世を去ってしまう事を知り、ありったけのレクイエムとありったけのさよならを込めた曲になりました。

この曲を聞くたびに、

かをりちゃぁぁああーー〜ん!!...ぴえん...

ってなりますね。印象に残りすぎて。苦笑

音楽ってすげぇなって改めて思いましたよ。

クラシック音楽が好きになるのは勿論だけど....音楽は人生を彩ってくれる事が分かります。

音楽で出会い、好きになり、音楽で挑戦して、音楽でレクイエムを奏でる。

この流れが美しすぎる。切ないけど。

同じクラシック音楽の漫画「のだめカンタービレ」はコメディ色が強くて、プロフェッショナルの一歩手前からプロフェッショナルの入り口の話だから、音楽に向き合ってるという感じで、

音楽+笑い(楽しさ)

って感じ。

でもこの作品はまだ仕事にするかどうかも分からなくて、どちらかというと「思春期の青春」がメインになってる気がするかな。だから、

人生+音楽

という感じ。人生を音楽が彩っている感じ。辛い事がおきた時に、音楽が支えてくれたという感じかなと。分かりにくいな。笑

演奏している途中に「届け!!」ってありますけど、いいなぁと思いました。

誰かのために奏でるというのがより伝わってくる作品で、大切にしていきたい教訓になりました。

最後に、愛の悲しみとバラード1番のお気に入りの演奏動画を貼っておきます。

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