大河ドラマ「西郷どん」のロケ地になった鹿児島県加治木町にある「精矛(くわしほこ)神社」の行き方・感想です。
西郷どんの中で使われたのは、第1話「薩摩のやっせんぼ」の中の子供達が妙円寺詣りをするシーンですね。ここは同じくロケ地である龍門司坂からかなり近い場所にあって、同時に巡る事ができます。
精矛神社は戦国の猛将・島津義弘を祀っている由緒ある神社です。日時が限られますが御朱印も貰えます。
そんなに大きくない神社ですがとても素朴で味わい深い神社で、西郷どんが好きな方や御朱印を集めている方にはおすすめの神社です。
そんな精矛神社への行き方や感想、御朱印はいつもらえるのか?をお送りします。
※今までに複数回訪れていて、それぞれ行った時の写真が混ざっています。
精矛神社の基本情報・行き方
fa-bar-chart基本情報
【住所】鹿児島県姶良市加治木町日木山308-1
【電話番号】0995-62-5716
【営業時間】なし
【休日】なし
【料金】なし
【トイレ】あり
【駐車場】あり
●トイレと駐車場の写真
fa-train行き方
精矛神社は姶良市の隼人道路のすぐそばの所にあります。
車で行く場合は、ナビを設定していけばしっかりと到着します。
行くまでには民家のある道を通ったりしますので少し狭いですが、大きな道路から入ってそんなに距離を走るわけではありませんので、そこまで走りにくさは感じないと思います。
龍門司坂が近くにあって、距離感はこんな感じです。
龍門司坂からは、龍門司坂を下って高速の下をくぐり、高速沿いの道を進んでいくと到着します。なので精矛神社を訪れた際は是非とも龍門司坂も合わせて訪れてみてください。
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精矛神社に行ってみた感想
駐車場はコンクリートで整備されているわけではありませんが、綺麗に砂利が敷かれていて利用しやすくなっています。
トイレはご覧の通り、綺麗に作られています。
僕は精矛神社と龍門司坂を順に訪れた際に、「あっ、この人たちはさっき精矛神社で見たな。」なんてこともありましたので、みんな西郷どんロケ地巡りの同志です。笑
精矛神社に到着して駐車場から出ると、すぐに鳥居が出迎えてくれます。派手さはありませんが歴史を感じさせてくれますね。
2019年は島津義弘没後400年でして、たくさんののぼりが立っていました。もしこの没後400年が前年の維新150周年と被らなければ、大河ドラマは「島津義弘」もあり得た...かも?笑
ここからの写真は絵になりますね。大きい神社ではありませんが、「ひっそりと在る」感じがまた趣があります。
先ほどの、のぼりもそうなんですが、この石灯籠に刻まれた「十文字紋」ですがこれは島津家の家紋になります。
右の方に水場があります。龍の口から水が出てくる仕様になっていて、下の方にはしっかりと島津家の家紋である十文字紋が刻まれております。
ここで参拝する前にそりゃもう「人殺したんか!?」ってくらい手を洗います。(やめろw)
えぇ、これはお笑い芸人「霜降り明星」のネタです。笑
脱線してすみません。
水場を過ぎて階段を登っていくと拝殿です。歴史を感じますねぇ。
横から見るとこんな感じです。奥にあるのが本殿。
さらに進むとお守りが売っています。無人ですのでお金は賽銭箱に入れてくださいとの事。
正面から見て右側はこのような緑が綺麗な場所になっています。
朝鮮出兵から持ち帰った石なども見ることができます。
最近は工事が進んで新たに稲荷神社が建設されていました。
島津義弘は戦国時代に名を馳せた名将ですが、晩年を過ごした加治木でこのようにひっそりと祀られていることがまた味わい深よなぁなんて思いながら巡っていました。
大河ドラマの候補でもあるので、もしドラマ化されればまた注目の的になるでしょうね。
西郷どんでは「妙円寺詣り」のシーンで使用されました
西郷どんでは、第1話「薩摩やっせんぼ」の中の「妙円寺詣り」のシーンで使用されました。
ここのシーンで使われた場所は、精矛神社→知覧武家屋敷→掛橋坂→霧島神宮の順だったと思います。
実際にロケをした時の写真のパネルが設置してありました。
改めて集合写真で見ると、ものすごい人数でやっていたのが分かります。
精矛神社の規模だと完全にキャパオーバーですね。笑
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御朱印はいつ貰えるのか?
御朱印が貰えるのは基本的に、
毎月の朔日(1日)午前10時〜の月次祭で参拝すると貰えます。基本的に午前10時から午前中のみ。その他、正月や祭典があった際にも貰えるみたいですね。
僕も実際に月初めに行って御朱印をもらってきました。
その場で書いてもらうのではなく、お守りなどと一緒に御朱印の紙が置いてあって、1枚300円です。お金は賽銭箱へ。
まとめ
精矛神社は、
- 神社の周辺は少し道が狭くなるけど、アクセスはそんなに悪くない
- 派手な神社ではないけど、ひっそりと佇む素朴で味わい深い神社を楽しめる
- 御朱印が貰えて、貰えるのは毎月の朔日(1日)の月次祭や正月、その他祭典の時
という感じでした。
島津義弘は、西郷隆盛や大久保利通ほどの世間一般での知名度はありませんが、戦国時代での活躍はまさに「猛将」で知る人ぞ知る有名人です。
そんな「戦神」と呼んでも良い島津義弘にあやかりたい方はぜひ訪れてみてください。
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