香港一人旅で訪れた、超でっかい天壇大仏や寶蓮寺(ポーリン寺)で有名な「昂坪(ゴンピン)」の行き方・感想です。
香港の代表的な観光地といえばビクトリア・ハーバーやビクトリア・ピークが真っ先に挙がると思います。ここは結構穴場といいますか、日本人はあまり知らない場所なのではないでしょうか?
僕がここを知ったのは、香港映画「インファナル・アフェア」がキッカケです。
なんかスゲェ場所で撮影してるなぁ...なんて感動して、香港に来たら絶対に訪れたい場所でした。というかロケ地巡りのために訪れました。笑
実際に行ってみると、ロープーウェイからの景色、大仏の迫力、食事やショッピングする場所もあってかなり楽しめる観光地でめちゃくちゃおすすめです!
Contents
昂坪(ゴンピン)の基本情報・行き方
※公式などで探せなかった情報は、僭越ながら今まで香港に旅行に行かれた先人方のブログを参照させて頂きました。リンクも貼っております。
基本情報
昂坪(ゴンピン)とは、その一帯の名称で現在は観光地として有名。東涌駅から出ている「昂坪(ゴンピン)360」というロープーウェイに乗って昂坪駅に行くのが名物になっています。ゴンピン内には2006年にオープンしたゴンピン・ビレッジというレストランやお土産屋などが集まった小さな村があり、天壇大仏や寶蓮寺(ポーリン寺)を巡ることもできます。
【住所】香港, ランタオ島, 昂坪
【営業時間】ゴンピン360:『月曜〜金曜:10時〜18時』『土日:9時〜18時30分』、ゴンピン・ビレッジ:お店次第ですがゴンピン360が終了する頃には閉まっている可能性が高い
【休日】年中無休
【料金】※標準の料金を紹介しています。支払い方法としてクレジットカード払いは可能ですが、オクトパスカードでの支払いは不可とのこと。
- スタンダードキャビン:大人HK$235、子供(3〜11歳)HK$110、シニア(65歳以上※香港居住者のみ)HK$155
- クリスタルキャビン:大人HK$315、子供(3〜11歳)HK$190、シニア(65歳以上※香港居住者のみ)HK$235
割引チケットの買い方
割引チケットを買える有名なサイトは、
この二つになります。値段に関しては変動するので、購入する際に確認してみてください。結構安くなっていますよ!
どちらも現地ツアーや現地のチケットなどを安く買うことができます。割引額はどちらも同じ程度で、KKdayは日本語対応、KLOOKは英語対応になるので日本人はKKdayの方が利用しやすいと思います。どちらも申し込めばチケット引き換えの出来るQRコードをすぐに入手できるので便利です。
特に、通常のチケットを買う列に並ばなくても良いのが最大のメリット。KLOOKに関しては専用の並び口があるのでより早くキャビンに乗ることが出来る模様です。
並ぶ時はめちゃくちゃ並ぶので、先にチケットは入手しておくと安く、そして早く乗ることができるので良いことだらけです。
行き方
東涌駅(ゴンピン360乗り場)まで行く
まずは東涌駅まで行くことになります。東涌駅に行くには、
- 香港の中心街からは、MTR東涌線に乗って終点「東涌(Tung Chung)」駅で降ります。
- 香港国際空港からは「S56」のバスに乗って東涌駅まで行きます。→この情報の参照記事はこちら。
ゴンピンへ行くには、ゴンピン360のロープーウェイ、バス、タクシーの3種類があります。
●写真
ゴンピン360で行く
一番定番の方法。
【所要時間】約30分
【料金】標準の料金は基本情報参照。割引料金はKKday、KLOOK参照。
●写真
バスで行く
ロープーウェイ乗り場近くから出ている「23番」バスに乗っていきます。
【所要時間】約50分
【料金】HK$17.5
この情報の参照記事はこちら。
タクシーで行く
東涌駅周辺に停まっているタクシーを捕まえて行きます。
【所要時間】約30分(おそらく運転手次第)
【料金】HK$173
この情報の参照記事はこちら。
昂坪(ゴンピン)の感想
ここは香港のランタオ島にあって、香港国際空港の近くです。なので、時間の余裕があれば香港に着いてすぐに行く、あるいは帰る前に寄るのも良いかもしれません。
駅から徒歩で3分ほどの所に、ゴンピンまでのロープーウェイ「ゴンピン360」乗り場があります。駅からホントすぐに着きます。
この建物なんて桃白白(タオパイパイ)に柱を一本頂戴されたら倒れるよね。(それはない)
乗り場では時間帯によると思いますが、並びます。
僕が行った時は、最後尾に何やらチケットを売っている人がいて、それをまず買いました。220ドル。
これはどうやら引換券で、後にちゃんとしたチケットをもらうのですが、先に引換券を買って何のメリットがあったのかよくわかりませんでした。笑
とりあえず無事チケットをゲットしてゴンドラに乗り込みます。
クリスタルではない標準のゴンドラに乗りました。べっ、別に怖くてこっちにした訳じゃないからねっ!
ゴンドラに乗り込むとスタッフが写真を撮ってくれるサービスがあります。
両側で計2回撮るのですが、自分と一緒の側に座っていた人が避けたので僕一人で撮りました。でもゴンピンに着いてからその写真は受け取らずにスルーでした。笑
ゴンピン360からの絶景
全長5.7km。所要時間は約20分です。
この日はちょっと曇っていましたが、十分に絶景を楽しむことができました。
結構なスピードで山を越えていきます。香港国際空港もしっかりと見ることができます。
どこを見ても絶景の連続で非常に見応えがあります。
ゴンドラ揺らしたら迫力すごかっただろうなーやればよかった。(やめろ)
ここから見える橋はマカオに繋がっている海底道路の入り口までの橋です。
大仏が見えてきました。でっけ〜!!
ポーリン寺も同時に見えてきます。
ゴンピン・ビレッジを歩く
着いたらまず、ゴンドラに乗った時に撮ってくれた写真をどうする?とスタッフが聞いてきます。が丁重に断りました。
他のお客さんが避けて、「俺一人!?まあ一人だけど、っしょ、しょうがねぇ」って感じで撮っておそらく大して笑ってもいない写真はいらねぇからです。苦笑
写真いりませんか?ゾーンを過ぎるとお土産屋があって、そこを通過するとゴンピンビレッジに出ます。
大仏もしっかり見えますね。
でもまあこんな山奥にこんな村を作るとはね。笑)2006年に作られたそうで、まだまだ綺麗に保たれています。
ちょっと中華風な感じもありながら、白と黒を基調としたモダンでオシャレな作りになってますね。レストラン、お土産屋も充実しているので時間は潰せます。
ここは割と辺鄙(へんぴ)な場所にあるというか、香港の中心部からはここまで来るのに時間がかかります。なのでこれだけ観光できる様に作られているのはありがたいですね。
スターバックスとセブンイレブンはどこにでもあるな。笑
インファナル・アフェアのロケ地になった天壇大仏
ここに来ることになったキッカケが映画「インファナル・アフェア」だったので、一番の目的は天壇大仏です。
ゴンピンビレッジを歩いてきましたが早く大仏の所に行きたくてお店には目もくれずここまでやってきました。(おい)
隙あらば大仏を撮る。
階段は全部で268段。
登るにつれて大きな大仏がより近づいてきます。
みんな...ゼェゼェ...キツそうにしやがって...ゼェゼェ...こんなの...ゼェゼェ...朝飯前よ!...ゼェゼェ...ゲフッ...みんなしっかりしろ!(お前がな)
デカイ!!
高さは約34mで重さは約202トンとの事。
圧倒的なデカさと迫力に思わず土下寝しそうになりました。(アホか)
登ってからは絶景が広がっています。上から見下ろすポーリン寺は絵になりますね。なんか少林寺の世界。
海も見えてまさに絶景スポット。
大仏の上から周りの景色を見ると、ここがどれだけ自然に囲まれているかわかります。
香港は人工的な建築物で人々を魅了しますが、ここは一味違って中華の大自然を感じる場所でした。
寶蓮寺(ポーリン寺)を参拝
1924年に建てられた比較的歴史の浅いお寺です。
でもここはロケーションが抜群に良い!浅い歴史を感じさせないだけの魅力的な立地で、比べるのは違うかもしれませんが、台湾で行った街中にある龍山寺よりもパワーを感じさせてくれる様な、そんな雰囲気を持っています。
熱心に参拝している方もたくさんいました。
左の方には御飯処も。
おわりに
ゴンピン360に乗り、コンピンビレッジ、天壇大仏、ポーリン寺の3つを巡りました。
少し辺鄙な場所にあって行くまでも時間がかかりますが、非常に見所満載で楽しめる場所なので行く価値はありですね。
何より映画で見た世界を堪能できて満足できました。
●映画「インファナル・アフェア」のロケ地巡り
●香港の観光スポットの代名詞といえばココ!
●香港の夜景スポットといえばココも!