どこからでも桜島を見ることができる島津家の別邸でロマンに浸りました。
仙巌園は鹿児島の観光スポットでは超有名な場所で、平日にも関わらず多くの人が訪れていますし、多くの外国人も訪れています。
仙巌園ってどんな場所?というのをわかりやすく言えば、
島津家の別荘と日本の近代化を担った工場群があった場所
です。
そして、
- 国の名勝に指定されている
- 尚古集成館が世界遺産に登録されている
- 西郷どん、篤姫などの大河ドラマのロケ地として使用されている
などなど見所が多いですし、
錦江湾を池に見立てて、どこからでも桜島を見ることができる庭園を歩いて回れるのはかなり贅沢です。
僕の一押しは「裏山」なんですが、結構登るので運動不足の僕は登り終えた後、そりゃもう生まれたての子鹿のようでした。(笑)でもかなりの絶景ですよ。
そんな見所満載な仙巌園の基本情報・アクセス・感想を書いてみたいと思います。
Contents
仙巌園の基本情報・アクセス
基本情報
【住所】鹿児島県鹿児島市吉野町9700-1
【電話番号】099-247-1551
【公式HP】https://www.senganen.jp/
【営業時間】8:30〜17:30 ※御殿見学は9:00〜17:00(最終入場16:50)
【休日】年中無休
【入場料】
●庭園・尚古集成館のみ:大人・高校生1000円、小・中学生:500円
●庭園・尚古集成館・御殿:大人・高校生1300円、小・中学生:650円
※御殿に関しては最初で御殿見学付きの入場料を払っていなくても、御殿に直接行ってから大人・高校生300円、小・中学生150円を払えば後からでも見学できます。
【駐車場】あり
【トイレ】園内にいくつもあります
【所要時間】じっくり見る人なら3〜4時間、そうでない人なら2時間ほど
駐車場に関して
駐車場に関しては、仙巌園専用の駐車場が2箇所と近くのジョイフルの裏にあるコインパーキングがあります。
●仙巌園の目の前にある駐車場
●少し奥に行った駐車場
●ジョイフルの裏にある駐車場
アクセスに関して
●バス
- カゴシマシティービュー「仙巌園前」
- まち巡りバス「仙巌園前」
- 民営バス「仙巌園前」
●車
- 鹿児島中央駅から約20分
- 鹿児島空港から約40分
- 桜島フェリーから約10分
仙巌園の見所と感想
※特に印象に残った御殿と裏山に関しては後半に別にして書いてあります。前半部分は僕が歩いて見て回った範囲の場所に少しずつ触れながら書いています。
入り口から堂々と島津家の文様である十文字の旗が置いてあります。
まずは券売機で入場券を購入。
先に基本情報のところで書きましたが、ここで御殿見学の料金を払っていなくても御殿に直接行ってそこで料金を払えば見学でます。なのでここで御殿見学するか迷っている方は後でも大丈夫です。
入場券を買ったら早速中へ!パンフレットも一緒にもらえんるのですが、これがまたお洒落なんですよね。白と黒のシンプルな構成。
最初に現れるのは鉄製の大砲を作るために島津斉彬が築いた「反射炉跡」。
結構大きくて階段を登って見に行きますが、この”跡”だけを見ると古代遺跡を見てるかのようでした。
反射炉跡を見た後はお店が並んでいる通りへ。
大河ドラマ「西郷どん」のために綺麗に改修したのもあると思いますが、建物が本当に綺麗。黒っぽい感じの建物に暖簾や看板が白かったりとモダンでお洒落な感じと古き良きが混ざっている感じで素晴らしい。
今回は食事処には寄りませんでしたが、「松風軒」、「桜華亭」と桜島を望める絶景のレストランもあるので今度は是非とも食べに行きたいと思っています。
食事ゾーンを過ぎると「仙巌園ブランドショップ」があります。ここには薩摩切子や薩摩焼、屋久杉を使った商品が並んでいます。
特に薩摩切子は本当に綺麗です。桜島を見ながら薩摩切子が見れるように並べ方や置き方も工夫されていて見るだけでも満足できます。
買いたい...ところですがお値段的に僕のような若造がすぐ手を出せるようなものではないので、お金に余裕があるご年配向けかな(^◇^;)
ブランドショップを見た後は下に降りて「正門」を見に行きます。
29代島津忠義が建てさせた門です。かなり立派な門なのでこちらを入り口にすれば...なんて思いますが立地上難しそうですからね。前の道路ぶっ壊して迂回路作らせればいいのだ
正門を過ぎたらいよいよ御殿...ですがこれに関しては後述します。
御殿を見て裏山に行くまでに見た場所がこちらです。
▲ 西郷どんでも使用された歴史を感じる階段
▲ 曲水の庭
▲ 江南竹林
▲ 御庭神社
▲ 竹徑亭
島津家の「御殿」を見学
▲ 錫門
御殿を見学します。
ここは江戸時代は別邸として、明治では一時本邸として使われていた場所です。島津家の人たちの暮らしを身近に感じることができます。
入り口でスタッフさんが「写真も取れますので^ - ^」と促してくれたのでそりゃもう元を取ろうとしっかり撮ろうと決意するのであった。笑
入っていくとまさに「和」を感じますね。
中庭もこんな立派な感じで池もあります。超金持ち。(そりゃそうだ)
やはり一番は御殿内から外を見ると、立派なにわと桜島が綺麗に見えるのがなんとも贅沢です。住んでみてぇ。笑
御殿見学はおすすめです。
絶景の裏山を登る
僕的におすすめなのが「裏山」です。
結構登るのですが、あまり人もいなくてゆっくりと絶景を楽しめました。みんなキツイから登らないのかな?笑
途中に「観水舎跡」があって、ここからも絶景です。
一番上が「集仙台」。なんだか秘密の場所感があって好きです。
ここで斉彬も「スイッチの新作は何かなぁ...」なんて物思いにふけっていたのかと思うとロマンを感じますよね。(違うやろ)
往復した後は足がガクガクでした。笑
尚古集成館
現在は博物館として使用されている尚古集成館ですが、元々は洋式機械工場として使われていました。
色々なものが展示されていて見応えがあります。「こんな立派なものは中々見れない」とスタッフに感嘆の言葉を伝えている貴婦人がいましたので、やはり相当なものなんでしょう。
まとめ
もう見所があって凄いです。1度では満足に回りきれないのでまた行こうと思ってます。
仙巌園は島津家の人が運営しているだけあって、建物から園内が全てが手入れされていますし、スタッフさんも対応が素晴らしかったです。西郷どんの大河ドラマ館は”あの内容”で600円だったからな...
さすが鹿児島随一の観光スポットです。
歴史が好きな人ならかなり満足できる場所だと思います。