韓国人ピアニスト・Yiruma（イルマ）の代表曲の一つ「Kiss the Rain」。
「River Flows In You」と並んで人気の曲ですが、めちゃくちゃええ曲なんですよねぇ。。。
そりゃもう死ぬほど沢山聴いてきたのですが、今回ついにピアノで弾いてみましたので、この曲の概要と実際に弾いてみた動画とその感想なんかをお届けしたいと思います！
Yiruma（イルマ）の「Kiss the Rain」とは？
「Kiss the Rain」が最初に収録されたのは3rdアルバム「From The Yellow Room」。
その後リリースされた「f r a m e」、「The Best - 10th Anniversary」、「SOLO」、「The Rewitten Memories」（オーケストラVer.）などのアルバムにもそれぞれ違ったアレンジで収録されていて、名曲ってのもありますが、おそらく本人も気に入っているからこそのこれだけ収録されているのかなと思ったり。
ドラマや何かで使われているのか？という話だと、ユン・ソクホ監督の四季シリーズの第二作目「夏の香り」で使用されています。
日本語訳では「雨にキスを」。
イルマの曲としては２番目に有名な曲として知られているかなと思います。まあ「River Flows In You」がぶっちぎって世界的な名曲なのでアレですが（笑）「Kiss The Rain」も相当知られている曲ですよね。
YouTube上に投稿されている動画で一番再生されている動画は６千万回超えてます。
以前に他の人のブログで（今は消えてしまっている）この曲を聴いてふと我に帰り、しんどかった仕事を辞めて新たな道を歩き始めた、という趣旨の投稿を見たことがあって、イルマの曲の偉大さを思い知ったことがあります。
実際に「Kiss the Rain」を弾いてみた
今回弾いたのは「The Best - 10th Anniversary」のこの動画のバージョン。CDに収録されているものより少し短くなってます。原曲とは細かいところが少し違っていますが、より音の流れが洗練されている感じでこちらのアレンジの方が個人的には好み。
使用した楽譜はこちら。
「The Best - 10th Anniversary」に準拠した楽譜で曲によってCDよりもちょっと短くなったりしてますが、「River Flows In You」は完コピで収録されるなど、とってもムフフな楽譜。（言い方）
難易度的にはそこまで難しくないと思います。「River Flows In You」の方が動きがあったり、１６分音符の音を綺麗に入れたりする事を考えると多少難しいかなと思います。（実際にこちらも弾きました）
構成も割とシンプルで同じフレーズが少し音が増えて繰り返されます。最後に転調しますが、転調以降は割と静かな感じで終わっていくのでそこまで気にならないかなと。
あえて難しいと思う所を挙げるとすれば、やはりイルマ本人の演奏のような情感を出す事じゃないかと思います。ちょっとずつ盛り上げていく、しっかりメロディーを歌わせて左手を出し過ぎないという所でしょうか。
練習し始めて、最初の数小節滑らかに弾けるようになるだけでも、うひょー気持ちいい！ってなってそこばっかり弾いてたのもいい思い出。笑
ニュアンスをイルマの演奏に寄せていくのがたまらなく気持ち良いですね。
実際に弾いてみて思ったのは、心安らぐ、救われると言うか、もっとゆったり立ち止まってもいいから気楽にいこう、と言ってもらってるような感覚でした。
とすると「Kiss the Rain」のイメージはやはり、パラパラと降る小雨の中（流石に土砂降りでは無さそう）、立ち止まって上を見上げて結果的に唇に雨が滴る、という情景かなと。
その心は、疲れ切った日常がありながら、ふと見上げた時の雨が、あぁ美しいものだなと感じる、ちょっとした心の余裕を持てた時の、少し気持ちが前を向けた時の感情を表現してくれているかのようです。
あぁ〜寄り添ってくれるんだなぁとしみじみ思う、そんな素敵すぎる名曲です。（雨の日も好きになっちゃう）
聴いているだけでも実際に救われた方も多くいるのではないでしょうか？
こんな感動する素敵な曲がある。それだけで人生捨てたもんじゃないかもしれないと。
おわりに
イルマの「Kiss the Rain」の概要・実際に弾いてみた感想を書いてみました。
いや〜ホントにいい曲で、実際に弾いてみて更に好きになりました。
またこれから沢山聴いて色んな所で弾いてみたいなと思っています。
アルバム
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