大人の趣味で弾いているピアノのスタンスは人それぞれかと思いますが、やはり人前での演奏はモチベーションに繋がります。
とはいえ、ピアノ教室に通っているなら年に１回（が多いと思う）発表会のみだったり、独学であれば中々そのような機会を持てなかったりすると思います。
そこでオススメしたいのがピティナが主催する「PTNA PIANO STEP（ピティナ・ピアノ・ステップ）」です。
コンクールも主催していますが、それとは別で発表の場を楽しむスタンスで提供してくれます。
全国各地でやっているので、自分が住んでいる地域、もしくは割と近い所でやっているはずです。
自分自身も今までに何回か参加させてもらってますが、講評はあるけどガチな審査とかではない、でもしっかりと見て聴かれている程よい緊張感もあるという場です。
実際に今まで参加してきたのはフリーステップ（自由曲）のグランミューズ（大人）という部門なので、その経験からになりますが、ステップの概要・魅力や雰囲気などを書いてみました。
ピティナ・ステップとは？概要と魅力
全国各地で開催されている
かなり痒い所まで手が届いてる、じゃないですけど全国津々浦々かなりの地域で行われています。
自分は鹿児島住まいですが、第一都市だけじゃなく第二、第三都市くらいまで開催地域がありますし、なんなら奄美大島、徳之島まで開催されています。
そして色んなホールで演奏できるのも魅力的ですし、ピアノも素晴らしいピアノが弾けます。
スタインウェイが多いですが、ヤマハやカワイ、かなり限定はされますがベーゼンドルファーも地域によっては置いてあります。
ここまで色んな地域で行われていると、ちょっと小旅行がてら、他県に弾きに行く旅をしてみたいなぁなんて思っちゃいますし、いつかやってみようと思ってます。
あと場所によってはアンサンブル企画、オーケストラとの共演や室内楽も出来たりするのも素晴らしい。
全国ピティナ・ステップ行脚したいなぁ。というのも気になるホールがいくつかあって、そこでも開催されているという充実っぷり😋
特に「南港サンセットホール」、「三木山森林公園音楽ホール」は是非とも行って弾いてみたい！ pic.twitter.com/5ZgGML760C
— SATOSHI (@dossantos_1203) October 9, 2023
講評・継続表彰がある
基本的に２〜３人（人数が多ければ４人）のピアノの先生方が講評を書いてくださいます。
中には名前を知っている先生もいたりして、自分は実際にピアニストとしても有名な小原孝さんが来られた時に参加したことがあります。ファイナルファンタジー１０のピアノコレクションのピアノ演奏をされていた黒田亜樹さん（大変有名な方ですが自分にはFFのイメージが強い）が講評の先生に名を連ねているのを見つけたこともあったり、ピティナ・コンペティションで見てたあの人など世間的に知られている先生もいたりするんですよね。
その際はその先生の楽曲や関連のある曲をぶつけて講評してもらうのもありかと思います。
そして継続して参加していると５回毎に表彰があります。
プログラムに名前が載ってちょっとした景品を貰うことが出来ます。これもモチベーションに繋がるかと思います。
中にはステップ自体が継続して参加した人に特別な舞台を用意してくれて、普段は使わないホールで開催されたりというのもあります。
自分は５回参加した後に宮崎の宮崎県立芸術劇場の「アイザックスターンホール」という、すんげぇホール（言い方ｗ）で演奏出来たことがあります。
実際に観客として見に来たこともあって、ソールドアウトした公演を見た舞台だったのでかなり緊張しました。笑
でも素晴らしい経験になりましたね。
申し込み方法・参加料について
申し込みは公式のホームページから出来ます。
難しい入力はほとんどありません。支払いも振り込み、クレジットカードにも対応しているので楽かと思います。
参加料は参加する時間によって決まりますが、それなりの料金になっています。
時間は入退場の時間を含めるので、曲の途中で止められたくなければ余裕を持った時間選択が必要になります。
高いか妥当かなど、どう考えるかは人それぞれだかと思いますが、デメリットという言い方にはならないと思いますが料金はそんなに安くないですね。
実際に参加してみた雰囲気
一応参加してますという証拠で動画を載せておきます。（憧れの曲を弾きました。でもこれがミスが多いのなんの(^з^)-☆苦笑）
実際に参加してみてのステップの雰囲気は、講評の先生方もいることからしっかり聴かれている事、ちゃんとしたホールが会場なのでそれなりの程よい緊張感があります。
中にはコンクールの前哨戦として出場して、そりゃもうガチガチのクラシックの難曲で参加される方もいたりして（実際に自分の前の人がショパンのピアノ・ソナタ第３番を弾いてたことがある）、そうゆう緊張感もありますが。笑
会場によってはスタッフさんがフレンドリーに話しかけてくれたりと少し和やかな場所もあります。コンクールのようなガチの評価をされるイベントではないのでそこまで構えなくて良いかと思います。
選曲はやはりクラシック曲が多くて８〜９割くらいですね。でも全然ポップス・ポピュラー曲でも大丈夫。ジブリの曲や流行のポップス、発表の場で人気のあの曲など弾いている方もいますので。
ジャズに関してはほとんど弾いている人を見たことがないのですが、自分はもう弾きたいからということで普通にジャズで参加しました。浮いている選曲になりましたが全然気にしてません。笑笑
好きな曲を思いっきり弾きましょう！
おわりに
ピティナ・ステップの実際に参加してみた視点からの概要・魅力、雰囲気を書いてみました。
一応こうやって大人からピアノを始めた地方の男がマイペースに楽しんで参加してますよ！という事をお伝えできたなら幸いです。笑
みなさん、気軽に参加してみませんか？
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