
台湾映画「言えない秘密(不能説的秘密)」の感想です。(※ネタバレありますのでご注意を)
この映画、音楽好き、ピアノ好きとしてかなり気に入っています。
この映画を知ったきっかけというのが、YouTubeでこの映画の音楽をピアノで弾いている人の動画を見て、めっちゃ良い曲じゃん!と思って、サムネイルも素敵だったので、なんの映画やねん?と調べて知るという、曲から入ったという経緯があります。
ピアノを弾いている人の動画を漁るという趣味が功を奏しました。笑
映画の内容は、音楽学校を舞台にしていて、ピアノが非常に印象的ですし、「ピアノを弾く」というのがストーリーの中で重要な鍵になってくるので音楽好き、ピアノ好きにはたまらんですね。
その中でラブストーリーも繰り広げられるんですが、この映画の題名になっている「言えない秘密」がですね、なるほどな...ってなるわけです。ネタバレは後ほど書きます。
僕はこの映画のロケ地巡りにも行きました(どんだけw)。結構なガチファンです。笑
言えない秘密(不能説的秘密)とは?
fa-historyあらすじ
淡江音楽学校のピアノ科に転校してきたシャンルン(ジェイ・チョウ)は、旧校舎の古いピアノで美しい旋律を奏でるシャオユー(グイ・ルンメイ)と出会う。一瞬で惹(ひ)かれ合った2人は学校の帰り道に自転車で2人乗りをしながらお互いのことを語り合い、きずなを深めていく。しかしシャオユーは持病のぜんそくのせいで学校も休みがちになり……。
言えない秘密(不能説的秘密)の感想
※ここからはネタバレがありますのでご注意ください。
この映画は3つに分かれているような感じですよね。
初めはラブストーリーというか、学生の甘酸っぱい恋愛です。
女の子が二人登場していて、ヒロインのグイ・ルンメイ演じるシャオユーとアリス・ツェン演じるチンイーです。
二人とも美人なんですよね。僕はシャオユー、グイ・ルンメイ推しですけど。笑
何気ない時の表情がね、そりゃもう可愛いわけです。かーわいい。(惚れてる)
この最初の方で登場する台湾の何気ない日常の風景がノスタルジックで、シャンルンとシャオユーの二人のデートコースは是非とも行ってみたいスポットになりました。
割と最初の方から、あれっ、シャオユーってもしや?と思うシーンが出てきます。
周りには見えてないんですよね、シャオユーは。
そんな不自然な状況がありつつ話が進んでいきます。
途中でこの映画の見どころの一つであるピアノバトルが行われます。
ここでのシャンルン、ジェイ・チョウはかっこよかったですね。
中盤になってくるとシャオユーがあまり姿を表さなくなります。
ここぐらいからサスペンスのような感じになっていきますよね。あの子は幽霊なんじゃないかと。
卒業式の日に姿を表した時とかは、最初の印象とは違って暗い影を落としてる感じになっていました。
でも実は彼女はタイムトラベルをしていました。
シャンルンがシャオユーに出会った時に聞いていたピアノ曲がまさにタイムトラベルをするための曲という展開です。
タイムトラベルをしている秘密を回想シーンで明かしていますが、この時のシャオユーのお茶目な姿が可愛いですね〜。笑
最後にシャンルンがシャオユーのいた二十年前に戻ろうとするところまでは、SFのような物語でしたね。
最後のシーンは解釈が難しいところですよね。シャンルンは死んだのか、それとも過去にタイムトラベルできたのか。
他の方の感想を読んでいると、死んでしまったと考えると辻褄が合うというのが多かったです。
僕もやっぱりそうかもなぁと思う一方、どっかに過去に戻ったという証拠があるんじゃないかと思ってますが、今の所、まだわかりません。笑
これからもまた何回も見て楽しみたい作品になりました。
やはり、この映画を知ったキッカケが音楽だっただけに、映画の中の音楽は素晴らしかったですね。サウンドトラックも何度も聞いてしまいます。