映画『ラ・ラ・ランド』のネタバレ・感想!ラストは切ないハッピーエンド
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公開されてから何かと話題の映画「ララランド」。

アカデミー賞しかり、賛否両論しかり。

これだけ話題になっているからには自分の目で確かめるしかないと思って見に行ってきました。

まぁ〜ロマンチック。w

ロマンッチックでしたねぇ。

この映画はミュージカル映画とかジャズ映画、恋愛映画みたいに1つだけを切り取って見ると、あれれ?ってなりかねない映画なのかなと思いました。

それらが合わさって大爆発した唯一無二の映画になってる感じでしたね。映像も美しい。ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンのコンビも最高によかった。

ストーリーはホントに王道という感じで、主張してくるわけでもなく、全体としてしつこくない、だからこそ共感の余白がたくさんあって、見る人の数だけストーリーがあるような気がします。まあ、どの映画もそうか。笑

僕はですね、圧倒的にセブのロマンチックな男の気持ちに勝手に共感してまして。

僕自身ピアノをしてますし、ロマンチストなんですよ、僕。←

あっ、自称ではないんです。友人に「ロマンチストだよね」って言われて自覚した、いや自覚したってのも変か。

だから正確にはロマンチストらしい、ですね。

ですがそんな感じの人間なのでロマンチストなセブ目線で感想を書いてみたいと思います。

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作品情報

まずはちょこっと作品情報を。

 

監督 デミアン・チャゼル

音楽 ジャスティン・ハーウィッツ

出演者 ライアン・ゴズリング、エマ・ストーン、ジョン・レジェンド、etc

公開日 2016年12月9日 アメリカ

2017年2月24日 日本

上映時間 128分

キャスティンが良かったですよねぇ。

ライアン・ゴズリングはこれで世の中の女性の恋人になってしまったんじゃないかな。w

最初は同監督の作品「セッション」の主人公を演じたマイルズ・テラーとエマ・ワトソンが演じる予定だったみたいですけど、色々あってこの二人に。

最初の予定の二人だったらどうなったんだろう?もう今となっては正直、ライアン・ゴズリングとエマ・ストーン以外考えられないですが。

エマ・ワトソンは今作に出なかったことで、アカデミー賞を逃したなどと言われてますが、「美女と野獣」がかなり大ヒットになってるみたいなので、まあよかったんじゃないかな。笑

ライアン・ゴズリングのピアノの努力もすごいですしねぇ。半端ない。これは後に書きますが、見ながら、えっ?この人...えっ?マジで?って思いながら見てましたから。

アカデミー賞の授賞式では珍事がありましたが、これもまた後に。

音楽も素晴らしくて、特に本業がシンガーソングライター、ピアニストのジョン・レジェンドがかっこよかった。めちゃよかった。

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ロマンチストの憂鬱。

なんか小説のタイトルみたいだな。笑

僕が1番思う事があったのがラストのあの5年後からの回想シーン、通称「タラレバ」ですね。

まぁ〜しかし、あのタラレバ回想は切なかった...。

みなさんはあの回想シーンはミアとセブのどっちのものだと思いますか?

そんなのどっちもに決まってるだろ!ってなると思うんですけど、僕は9:1でほぼセブの回想シーンかなと思ってます。

あのレストランで出会った日から回想になっていくんですけど、ミアは最初と同じく声をかけようと近づいていって、そこでキスをして出会いを変えたのはセブでしたもんね。

そして、ミアの舞台を観に行けてたら、ミアに付いていってたらと、だからほぼセブのタラレバ回想になってるのかなと思います。

キスをしてからすべての事が上手くいって、結婚して上手くいって、子供も出来て、今ミアの隣に座ってるのは僕だと。

あの回想は、あれっ?もしかしてミアとセブはうまくいって...って思わずにはいられない場面でしたね。

デヴィッド・リンチの「マルホランド・ドライブ」が少しだけ入ってたような気が。

ロマンチストは夢と現実の狭間をさまよいながら生きている人間です。

ロマンチックであることが生きる存在意義とでも言うか、自分の生き方なんですね。

ドラマチックと言うか物語みたいなものを求めている。

セブは元々自分の音楽にすごくこだわりだったり理想を持っていて、でもそれが自分よがりすぎて、なかなか仕事も安定しない。でも自分のこだわり=ロマンだったと思うから、自分のジャズに対するこだわりで、店を持つ。それが自分の存在意義だったと思うんです。

でもミアと出会って、将来を考えた時に、そのこだわりを捨てたんですよね。

あのキースのバンドに入るということは、自分の好きじゃない音楽をすることになるんだけど、それは今の自分の存在意義が、ミアとともに生きて、店を持つ。に変わったから。

でもバンドの忙しさと安定に引っ張られて、それでケンカしてってくだりはなんか良くありそう。

こだわりを捨てるほどの出会いだったんだと思うんです。

なんというか、出会いから、お互い夢追い人で、お互いを肯定しあえる存在で、そしてお互いを嫌いになったんではなくて、夢を追うには没頭しなければならないし、それはお互いわかってたから、別れるしかなかった。

こういう刺激的かつ甘美で切ない出会いと別れは、ロマンチストとしては、忘れられないよ。自分の存在意義がめちゃ肯定されてますもん。こういうの求めてるんだもん。

ミアがオーディションに受かって後、ミアが「私たちどうなるの?」セブ「わからない」って言ってましたけど、「別れよう」って言わなかったとこに別れたくない気持ちが見え隠れしてる気もする。

今後またどこかでって、未来に賭けてるような「わからない」なのかもしれない。

ロマンチストは厄介で、その「わからない」の賭けが心に残ったままになってしまうんだよなぁ。なんて言うか無駄に夢を見てしまう。苦笑

ミアとのロマンチックな出会いは、そりゃもう自分のこだわりを捨てて、将来をしっかり考えるまでに至ったものだったんです。

またどこかで再会して、ロマンチックな展開があるかもしれない...って考えてしまうのかもしれません。ロマンチックな物語であるということが大事で、それを求めてしまってる。

ミアとの物語がまだ進行中でした。

自分の夢を実現するために恋を犠牲にしてたのかもしれないけど、店の名前はミアが提案した「SEB'S」なんですよ。

ミアが旦那といるのをみて改めて、君といれれば、、って思うほどだったので。

ミアとの出会いは大きかったと思うんだよなぁ、絶対。

心の何処かで思い続けた結果が、この「welcom SEB'S」で始まった予定なきサプライズなんじゃないかと。

でも悲しいかな、夢をどちらかが諦めない限り、一緒にはいられない。夢を見るものの悲しきさがですね。

 

でもこのミアとセブの結末は、夢をみる者なら何処かで経験することだと思うんです。

夢をみるからこそ絶望も生まれる。

バットマンライジングの悪役、ベインのセリフで

I learned here there can be no true despair without hope.
希望なしに本当の絶望はない=希望があるからこそ絶望がある

まあ、この例えはかなり極端かもしれませんが。笑

夢や希望をもつことは中々厄介なんだとも思います。

でも夢を見ずにはいられない。
だから時に憂鬱で苦しむことになる。

でもそれがロマンチストをロマンチストたらしめてるのかもしれない。

 

僕はこの5年後のシーンはミアはすべて手に入れて、セブは家庭に関しては手に入れてなくてと、どうしても比べてしまうかもしれませんが、人生全体をみればセブもまた新たに恋して結婚していくと思います。

あの再会は人生のほんの一場面。

最後のセブの頷いて微笑んだ顔からは、一つケリがついたような、そんな印象を受けました。

ミアとはもう会わないかもな、でも、、、いや会わないよな、、、と希望を心の底で期待していたのではないかな。夢を優先すれば一緒にいることは出来ないけど、それでも、、、って無限ループみたいにね。

お互い夢追い人で価値観も最高に合うし、一緒にいれたら分かり合えるし、でも夢を追う限りは一緒にいられない。

あぁ、セブも幸せになってくれ。

もう見ててセンチメンタルでしたよ。

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ライアン・ゴズリングのピアノ

実際に見てて、あれっ?これ本当に弾いてるんじゃ?って思ってたら、本当に弾いてました。

普通、顔だけ写して切り替えてピアノの手元を映すんですけど、手元からそのまま顔にカメラが動いたり、弾いてる姿をそのまま映したりしてます。

ゴズリングはこの映画のために、3ヶ月猛練習したそうです。

3ヶ月でここまで弾けるって半端ないでしょ!

今回セブが入ったバンド「メッセンジー」のキース役のジョン・レジェンドが賞賛してたみたいですね。

ジョン・レジェンド自身がピアニストだから尚更、その大変さを知っていると思います。

アカデミー賞賛での珍事!?

アカデミー賞の作品賞を受賞!と思いきや、まさかの読み間違いで、作品賞は「ムーンライト」でした。

でもエマ・ストーンやライアン・ゴズリングはムーンライトはほんとに素晴らしい作品だから、作品賞の受賞はすごく嬉しいと語っておりました。

こういうドラマ!?があってさらに「ララランド」というものが面白くなったんじゃないかな。

まとめ

色々なミュージカルのオマージュもあり、でも現代とすごくうまく融合して、視覚的にもオシャレでかなり楽しめました。

話の展開としてはほんと王道的な感じでしたけど、僕じ自身、セブの生き方には思うところあって、かなりしみじみと見てましたねぇ。

これもまた色々な解釈があると思います。

やっぱり映画って、何が正しい、正しくないじゃなくて、見てる人が素直にどう思うのか?ってのが一番大事だと思ってるので。

夢を見るということは同時に苦しさも味わうということですけど、それでも夢を見ていたい、そんな僕でした。

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