『ラ・ラ・ランド』のサントラが超ロマンチック!3種類の違い&おすすめの曲を紹介!
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映画「ラ・ラ・ランド」の音楽が超ロマンチック!大好きなあの子とデートして、帰りの車の中で流せば告白も上手くいくんじゃないか、と思わせてくれます。(妄想族)

映画の雰囲気もさることながら、

劇中の音楽が素晴らしい!

冒頭でデートで...なんて書いてみましたが、結婚式などでは良く使われていると聞きます。

ラ・ラ・ランドのサントラはミュージカルからジャズ、ロックな曲もあり幅広く、劇中の人物の心情に非常にマッチした曲がまた映画のシーンを思い出させてくれます。

映画の中のロマンチックなシーンが蘇る音楽をぜひ堪能しましょう!

サウンドトラックの種類と違い、立役者、おすすめの曲を紹介したいと思います。

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ラ・ラ・ランドのサウンドトラックは3種類

ラ・ラ・ランドのサントラは、曲数・収録曲、ジャケットが違うものが3種類。

の3種類です。

そして、通常盤のLPレコードスコア盤のLPレコードが発売されたりもしています。

音楽配信サービスでは一部の曲が聞けなかったりしますが、3種類とも配信されています。

早速ではありますが、この中で一番オススメなのはコンプリート盤です。通常盤とスコア盤が合体している至れり尽くせりの仕様になっています。これを持っていれば間違いないですね。

コンプリート盤

通常のコンプリート盤

完全生産限定盤

BOX SET

収録時間:2時間13分 収録曲数:44曲

コンプリート盤は通常盤とスコア盤を合体させて、未収録曲を数曲加えて良いとこ取りした最強盤。

ジャケットは、二人がタップダンスをしていた「グリフィス・パーク」で二人が抱き合ってキスしている場面。

追加された曲は、セロニアス・モンクが滝廉太郎の「荒城の月」をアレンジした「ジャパニーズ・フォーク・ソング」、「テイク・オン・ミー/オリジナル:a-ha」、「アイ・ラン/フロック・オブ・シーガールズ」、クリスマスソングの「ひいらぎかざろう」、「きよしこの夜」となっています。

人気の商品なのでよく入荷待ちになっていたり中古品のみになっていたりします。

当初は配信限定だったのですが、CDで「通常のコンプリート盤」、「完全ミュージカル体験盤」も発売されて、2019年には盛りだくさんの「BOX SET」が発売されました。

音楽配信サービスでコンプリート盤は聴くことが出来ますが、「ジャパニーズ・フォーク・ソング」と「テイク・オン・ミー」の2曲はCD限定になっています。

完全ミュージカル体験盤(CDのみ)とBOX SETの特典内容は以下の通り。

■完全ミュージカル体験盤(CDのみ)

■完全ミュージカル体験盤は、サウンドトラック及びスコア未収録曲5曲、別バージョン5曲が追加・再編され、映画の世界が音楽で再現されている。
■圧巻のオープニング・シーンの「アナザー・デイ・オブ・サン」は車のクラクションも入った新たなバージョン。心躍る夜のタップ・ダンスの「ア・ラヴリー・ナイト」は最後の電話の呼び出し音まで収録。最後と決めた「オーディション」は冒頭のセリフも収録。
また、例えば「ミア・ゲッツ・ホーム」から「サムワン・イン・ザ・クラウド」の流れでは、部屋に帰って来たミアがルームメイト達とのガールズ・トークからパーティーへ繰り出すシーンが完璧にイメージできます。
■パッケージは、海外直輸入仕様の豪華限定ボックス・セット。折込映画ポスター(海外仕様)、「シティ・オブ・スターズ」の楽譜も収録。

Amazonより引用

■完全ミュージカル体験盤(BOX SET)

第89回アカデミー賞作曲賞、主題歌賞を含む最多6部門制覇!全世界が恋に落ちたミュージカル映画『ラ・ラ・ランド』 パッケージも豪華なシリアルナンバー入り限定BOX!

限定盤だったサントラLPのブルー・ヴァイナル、スコア盤の2枚組LP、折込映画ポスター入りThe Complete Musical Experience(完全ミュージカル体験盤)のデラックス2CD、36ページ・ハードカヴァー・フォト&リリック・ブック、アカデミー受賞曲「City Of Stars」楽譜、フィルム・アート・プリントを収録。

YAHOO!JAPANショッピングより引用

収録曲はこちらです。

ディスク:1

1. アナザー・デイ・オブ・サン (ウィズ・ラジオ) (サウンドトラック、スコア収録曲別ヴァージョン)
2. ミア・ゲッツ・ホーム
3. バスルーム・ミラー/ユーア・カミング・ライト?
4. サムワン・イン・ザ・クラウド
5. クラシック・ロープ・ア・ドープ
6. ジャパニーズ・フォーク・ソング (サウンドトラック、スコア未収録曲
7. デック・ザ・ホールズ (サウンドトラック、スコア未収録曲)
8. ミアとセバスチャンのテーマ
9. テイク・オン・ミー (サウンドトラック、スコア未収録曲)
10. アイ・ラン (サウンドトラック、スコア未収録曲)
11. ストロール・アップ・ザ・ヒル
12. ア・ラヴリー・ナイト (サウンドトラック、スコア収録曲別ヴァージョン)
13. ゼア・ザ・ホール・タイム/トアール
14. ボガート&バーグマン
15. ミア・ヘイツ・ジャズ
16. ハーマンズ・ハビット
17. リアルト・アット・テン
18. シティ・オブ・スターズ
19. リアルト
20. ミアとセバスチャンのテーマ(レイト・フォー・ザ・デート)
21. プラネタリウム
22. ホーリー・ヘル

ディスク:2 

1. サマー・モンタージュ/マデリーン
2. イット・ペイズ
3. チキン・オン・ア・スティック
4. メッセンジャーズ・リハーサル (サウンドトラック、スコア未収録曲)
5. シティ・オブ・スターズ/メイ・ファイナリー・カム・トゥルー
6. スタート・ア・ファイア (サウンドトラック、スコア収録曲別ヴァージョン)
7. チャイナタウン
8. サプライズ
9. ボイシ
10. ミスト・ザ・プレイ
11. イッツ・オーヴァー/エンゲージメント・パーティー
12. ザ・ハウス・イン・フロント・オブ・ザ・ライブラリー
13. オーディション(ザ・フールズ・フー・ドリーム) (サウンドトラック、スコア収録曲別ヴァージョン)
14. ユー・ラヴ・ジャズ・ナウ
15. シンシナティ
16. エピローグ (サウンドトラック、スコア収録曲別ヴァージョン)
17. ジ・エンド
18. クレジット
19. シティ・オブ・スターズ (ハミング)
20. ミアとセバスチャンのテーマ (チェレスタ)
21. サイレント・ナイト (ボーナス・トラック)
22. オーディション(ザ・フールズ・フー・ドリーム) (スタジオ・ヴァージョン) (ボーナス・トラック)

通常盤

輸入盤

日本盤

収録時間:46分 収録曲数:15曲

通常盤はジャケットが2種類あって、

  • 輸入盤グリフィス・パークで二人がタップダンスして踊ってるシーンでラ・ラ・ランドポーズを決めてる絵
  • 日本盤二人が抱き合ってキスしてる絵を中心にお互いの思い出のシーンが散りばめられてる

ジャケットって大事ですよね?僕はですね、ジャケットは結構こだわる方なんですよ。ジャケ買いを良くしますからね。というかもうジャケ買いしかしない。(えっ?)

今回のラ・ラ・ランドに関してはどれもいい感じですよねぇ。

この通常盤は映画の中の主要な曲を集めた15曲で構成されています。なので劇中の主要な曲を聞ければいいって方は通常版で満足できるかなと思います。

尚、輸入盤、日本盤で収録曲に違いはありません。

スコア盤

輸入盤

日本盤

収録時間:53分 収録曲数:30曲

スコア盤とは?
スコア盤はその作品のためだけに作られた曲、いわゆる劇伴、その作品の盛り上がるシーンや感情が動くシーンにまつわる曲が入っているもの。

なのでスコア盤にはAnother Day of Sun、Start a Fire、Auditionなどの作品の流れの中の曲というよりは独立した歌もののシンボル的な曲は入っていません。

ジャケットの絵は最後の「タラレバ」の回想の中のシーンですね。あの回想は切なかった...。

こちらも輸入盤と日本盤がありますが、ジャケットは色違いになっているだけです。

歌ものが少なく、ジャズ感が強めで、しっとりと楽しみたい方にはおすすめですね。

こだわりを持った方向けというか、もっと映画の何気ない音楽まで聞きたい!って人向けなので、普通に楽しむ分なら通常盤がいいのかなと思います。

番外編 LPレコード

通常盤のLPレコード

スコア盤のLPレコード

LPレコードも発売されています。これまた味のあることをしてくれますね!

レコードでラ・ラ・ランドの音楽を楽しむとか...これまたロマンチック。

通常盤とスコア盤、それぞれレコードが販売されていて、スコア盤に関しては2枚組になっています。

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ラ・ラ・ランドの音楽の立役者

作曲者はジャスティン・ハーウィッツ


監督であるデミアン・チャゼルの大学の同級生・ジャスティン・ハーウィッツが担当しています。

デミアン・チャゼルの同級生なのでまだまだ若い!若者中心で作られているエネルギッシュな作品ですね。

今作のラ・ラ・ランドはミュージカル、ジャズを扱ってるので昔から聞き継がれてきた名曲を使ってたり、アレンジしてるのかなと思ったんですけど、ほとんどの曲を新しく作っていて、ここまで雰囲気に合ったものにしてくるあたり流石としか言えないです。

ジャスティン・ハーウィッツはデミアン・チャゼルの「セッション」「ファーストマン」でも音楽を担当しています。

セッションのサントラ

ファーストマンのサントラ

キース役で出演のジョン・レジェンド

俳優としても出演していて、本業である音楽ではグラミー賞10冠のシンガーソングライター、ピアニストのジョン・レジェンド。

結構クセのある役を演じていましたが、彼が映画の中で歌っているStart a Fireのライブシーンはかっこよかった。ロックな感じでありながら味のある、めちゃくちゃかっこいい曲で映画の中でも見どころのあるシーンの1つではないかと思います。

この曲を聞いてからジョン・レジェンドにハマった人もいたかと思います。僕はがっつりハマってしまいました。

ラ・ラ・ランド以外でも、これまた2017年上半期に大ヒットとなった「美女と野獣」で「Beauty and the Beast」をアリアナ・グランデとデュエットもしています。

これまたかなりかっこいいですよ。

おすすめのアルバム

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ピーター・アースキンが参加している


たまたま見ていた「グレートコネクション」という番組でピーター・アースキンがラ・ラ・ランドに参加しているという情報が飛び出て来ました。

この番組は、「あなたよりすごい友達を紹介してください」というインタビューを繰り返すと、どんなすごい人に会えるか?というもの。出てくる人がかなりエゲツなくて、ファミマの社長とか松本零士とかポールマッカートニーの妹とか。

確か、ピーター・アースキンを紹介してくれたのはゴールデングローブ賞の投票権を持った映画ライターの紹介だったような。間違えてたらごめんなさい。

この人、昔ウェザーリポートに所属していて、あの伝説のベーシスト、ジャコ・パストリアスと一緒にやっていた人。

ピーター・アースキンがウェザーリポートに在籍していたのは1978年〜82年まで。彼を引っ張ってきたのがジャコパストリアスで、辞めたのも二人とも同じで、ジャコのバンドに専念するため。この二人がちょうどいた頃が黄金期と言われています。

ジャコ・パストリアスといえば、目立たなかったベースをソロの花形まで押し上げたスタープレイヤーです。若くして亡くなってしまいましたが、ベースのジミヘンと言っても過言じゃないと思います。

そんな伝説の時期を過ごしていたピーター・アースキンはグラミー賞も2度取っています。ヤバすぎ。

番組の出演時間は僅かでしたが、演奏もしてくれてました。なんと言うか、ドラムだけでも聞き入ってしまう、優しくて、滑らかな、そんな演奏で感動しましたね。

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おすすめの曲8選

今回の映画の中でおすすめの曲や個人的に印象に残った曲を挙げてみたいと思います。

Another Day of Sun

一番最初に交通渋滞の中、かなりのスケールで踊って歌われる曲。この曲を聞いて持っていかれたと同時に、あれっ?この展開的に歌が結構続いちゃうのかな?と不安になった曲でもあります。

僕は「レ・ミゼラブル」に挫折した人間で、ミュージカル的な映画がちょっと苦手だったんですよね。でもその後のストーリーと聴きやすい音楽に惹きこまれました。

作曲、ジャスティン・ハーウィッツのコメント

「楽天的な歌だが、達成できていない夢に関する歌でもある」

作詞、ジャスティン・ポールのコメント

「夢を追い、寝床に入って翌朝起きれば、素晴らしい1日になる。そうすれば一息つけるし、その一息は自分が惨めにも失敗したなんてことを認めさせようとはしない。起きた時の気分に[失敗は]似合わない。光り輝く1日になるんだ」

Someone in the Crowd

ミアがルームメイト達と一緒に歌う曲。この曲のノリが凄い好きです。途中の歌詞が入っていない間奏的な部分が特にお気に入りです。

4人がそれぞれ「インスタ映え」しそうな衣装で踊っているのも印象的。

Mia & Sebastian's Theme

セブとミアが出会うきっかけになったテーマ曲。切ない感じですけど始まりは意外にも長調で、途中で転調していきます。ミアとセブが最初に出会った時の演奏はどこかヤケクソで未完成な感じで終わっていて、最後のシーンではしっかりと切ない感じで弾ききって終わります。

これがまた二人の関係を物語っているようで沁みる曲なんですよね。まさに映画のストーリーを象徴しているような曲です。

A Lovely Night

グリフィスパークで二人が踊りながら歌っている曲。ロマンチックな歌詞に、ハッピーな曲なのにこの時の二人はまだ仲良くなれていないという面白い感じの曲です。

City of Stars (Pier)

ハモサビーチの桟橋でセブが歌っています。ジャジーで哀愁漂う曲で、この映画を代表する1曲ですね。二人で歌っているバージョンもありますが、僕はこの歌っているシチュエーションに惹かれましたね。まぁ〜〜ロマンチックですねぇ。

Planetarium

グリフィス天文台で流れる曲。これがまたおとぎ話のような感じのワルツで、まさにロマンティックを体現しているようなシーンですね。二人が恋に落ちていく場所での曲なので終盤の切ない感じとはまた一線を画してますよね。ディズニーっぽさ?もあってかなりお気に入りの曲です。

Start a Fire

セブが入ったバンドの歌。ジョン・レジェンドが歌っていますが、かなりかっこいい。映画の中では、ミア的にこの曲はあなたのやりたい音楽じゃないでしょ?という感じになっていますけどね。笑

Audition

ミアが終盤にオーディションで歌った曲。夢追い人の素晴らしさについて歌っていて、ミアが夢を掴み取るキッカケであり、背景も黒でミア一人だけで歌っているというのがまた響きます。ジャスティン・ハーウィッツはこの曲が一番好きみたいです。

まとめ

サウンドトラックの3種類とその違い、ラ・ラ・ランドの音楽の立役者、おすすめの曲を紹介しました。

  • 通常版、スコア盤、コンプリート版の3種類と、そこから派生してLPレコード、BOX SETも発売されている。
  • 作曲者や関わっている関係者が豪華。
  • おすすめの曲を紹介しましたが、ぶっちゃけ全部最高。

という感じになりましたね。

ホントに、話題になるだけあって音楽も素晴らしくて聞き応えがありますよね。聞き応えしかない。

サントラに関しては、コンプリート盤持っておけば万事OK。何度目だこのセリフ。笑

コンプリート盤を買っておけば後悔ないでしょうし、他の2種類はコレクション的な感覚かなと思っています。

僕はこの映画、大好きですね。こりゃもう新婚旅行は「ララランド聖地巡礼」も組み込んでおかねばと思っている次第です。(でも相手がいない)

タイトルにロマンチックと書いておいてなんですけど、確かにロマンチックで素敵なシーンがたくさんありますが最後のあの結末は結構リアルなんじゃないかと思ってます。監督もあの結末ありきでこの映画を製作したと言っていますしね。

それがまた音楽でも引き立てられています。

そう言えば、これもまた話題になった「グレイテスト・ショーマン」の音楽は、ラ・ラ・ランドの作詞チームが担当しているんですよね。

なんだか近年は音楽映画が熱くなりそうな予感です。

コンプリート盤

 

 

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