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今なお「のだめカンタービレ」の名を冠したコンサートが開かれるほど大人気の作品ですが、登場するクラシック曲は素晴らしい名曲ばかりです。

ピアノ作品だけじゃなく、ヴァイオリンも弾けて指揮者を目指している千秋という存在から、協奏曲、交響曲も充実しています。

ショパンコンクールで大活躍した反田恭平さんもこの作品に影響を受けていますし、今のクラシック音楽シーンを引っ張っている方々も昔漫画を読んでいた、ドラマ・アニメを見ていたという方も増えてきたのではないでしょうか。

そんな「のだめカンタービレ」で登場したクラシックの名曲の中から、人気・おすすめの楽曲を選んで書いてみました。

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『のだめカンタービレ』に登場するクラシックの名曲!人気・おすすめの楽曲を紹介

ベートーヴェン「交響曲第7番」

千秋がシュトレーゼマンの代役で初めてオケを指揮した時の曲。

ここから始まったという原点的な曲でもあり、この作品全体においても交響曲に関してはメインテーマ的な楽曲ですね。

そういう意味でもこの曲を聴くと感慨深くなりますし、思い出が詰まっている一曲です。

ラフマニノフ「ピアノ協奏曲第2番第一楽章」

千秋が学祭でシュトレーゼマンと演奏した曲。

アニメ版では少しテンポが遅めですが、どっしりとした演奏で、このシーンを見た人は、クラシックヤベェ....。ってなったハズ。自分もホントに大好きな曲です。

まあこのクラシックの演奏シーンに関しては動きが少なくて躍動感が少なめなのが玉にキズ。2020年以降の近年でも音楽アニメでCGが取り入れられた結果、割と不評という今がありますから、音楽アニメの演奏シーンは一つの課題になっていますね。

シューベルト「ピアノ・ソナタ第16番」

作品通して何回か弾かれている曲で、のだめの中でも重要な曲になっていると思われる曲。

シューベルトってショパンやリスト、ベートーヴェンなどから比べると地味というか、クラシックをあまり知らない人からすると正直目立つ存在ではない印象ですが、音楽家の人はかなり好きな人が多い印象です。

内田光子さんや、それこそ最近のショパンコンクールで話題になった反田さんや小林さんも、コンクールが終わって取り組みたい作曲家にシューベルトを挙げていました。

即興曲なども非常に美しい曲もありますよね。

ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」

学祭でのだめがマングースのコスプレでピアニカを担当してビッグバンドで演奏された曲。

ガーシュインの名曲ですが、このシーンは好きな人が多いと思います。

「学祭」という雰囲気の中で演奏されたこの曲は聴いていて、あぁ、音楽って最高じゃん。って素直に感じました。今をときめくピアニスト・角野隼斗さんのピアニカも入れたアレンジも最高に良いのですが、僕はジャズピアニスト・小曽根真さんの演奏が一番大好きかなぁ。

ストラヴィンスキー「『ペトリューシュカからの3楽章』より『ロシアの踊り』」

のだめがコンクールの決勝で弾いた曲。

かなりの難曲ですよね。

途中で「3分クッキング」に変わってしまった曲で、確かにちょっと似てるからそこに「3分クッキング」を入れてしまう発想は面白いと思いましたね。

モーツァルト「きらきら星変奏曲」

のだめが自分のコンサートを開いた時に弾いた曲。

めちゃくちゃ音の粒が気持ちよくて、幸せになれる演奏です。非常にコンディションというか、メンタルや環境がかなり整っている時のリラックスした中でのガチの演奏はやはり素晴らしくなるものですね。

この曲を憧れの曲に挙げる人も多いかと思います。

ラヴェル「『鏡』より『道化師の朝の歌』」

ヨーロッパに留学してすぐに千秋の部屋でのだめが弾いた曲。

フランクが「若い作曲家に向けて作った曲」という解説をしていたのが印象的で、このシチュエーションと曲の躍動感に凄く惹かれましたね。

ショパン「ピアノ協奏曲第1番」

ヨーロッパでのだめがシュトレーゼマン指揮で弾いた曲。

ルイと千秋の共演に嫉妬気味であり、千秋や音楽に対しての気持ちを表した演奏だったのかなと。

シュトレーゼマンを焦らす非常に独創的でありながら、しっかりとオケに寄り添って、のだめの自由な歌心が乗った名演になりました。

やっぱりこの曲をしっかり入れているのだめカンタービレ最高すぎる。

反田恭平さんもこの漫画を読んで、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」が一番好きな曲と言っていてからのショパンコンクールでの活躍でしたからね。この曲を聴くと胸が躍るし、熱い気持ちになります。

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おわりに

「のだめカンタービレ」に登場するクラシックの名曲を個人的な思い入れも含めて書いてみました。

全て名曲ではあるけれど、やはりこれだけのバリエーションがストーリーで展開されてるのを考えるとのだめカンタービレはクラシックの入り口としても優秀すぎますよね。

またこの作品は度々見て、コメディとクラシック音楽を堪能したいと思います。

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