映画「トップガン マーヴェリック」の主題歌でレディー・ガガの「Hold My Hand」という極上のラブバラードが爆誕しました。
結婚式などでも定番の曲の一つになっていくのではないか、という素晴らしい名曲です。
マジでこの曲大好きなんですよね。映画で流れるシーンとタイミング、そしてレディー・ガガの歌唱力がストレートに伝わるソウルフルな歌い回しがホントに最高。
そんなレディー・ガガの「Hold My Hand」にまつわる制作秘話やエピソードについてまとめてみました。
Contents
レディー・ガガ「Hold My Hand」の制作秘話・エピソード
映画「トップガン マーヴェリック」の主題歌として制作
2022年に公開された映画「トップガン マーヴェリック」の主題歌として制作されました。日本語での意味は「私の手を握って」。
約2年ほど掛けた力作で、制作者のクレジットにはレディー・ガガの他にブラッド・ポップ、ベンジャミン・ライスが共作者として連なっています。ブラッド・ポップはジャスティン・ビーバーとの共作などでも知られていて、ガガの長年の友人でもあります。アカデミー賞授賞式のパフォーマンスでもブラッド・ポップの名前を出していました。
第1作目の「トップガン」で使用されている音楽に影響を受けていてアンセム的でロックギターが印象的なパワーバラード。今作でも使われた「トップガン・アンセム」や80年代の音楽っぽさが随所に見られる感じですね。
歌詞は「誰かに"何の疑いも無く"いつも側にいると安心させるもの」というコンセプトで、それは今作で登場するペニーしかり、グースとの友情も含まれているでしょう。
主題歌でありサウンドトラックにもハンス・ジマーと並んでレディー・ガガの名前がクレジットされているだけあって、色んな場面にアレンジして使われています。
サントラに収録されている曲では「ユア・ホエア・ユー・ビロング」、「ペニー・リターンズ」、「タッチダウン」にモチーフとして使われていて、それ以外ではペニーの娘・アメリアと会話するシーンでお店の音楽として歌がそのまま掛かっていたり、冒頭のダークスターに乗っていてマッハ10に挑戦する場面、ペニーとのラブシーンでもアレンジして使われているなど、誰かと愛の繋がりを感じるシーンで印象的に使われています。
この楽曲についてトム・クルーズは、
この作品にレディー・ガガが参加することになったいきさつを、トムは「前作のサウンドトラックは象徴的だった。今作の”音楽”を探していたとき、奇跡的な瞬間があったんだ。ハンス・ジマーが『私の音楽室に来い』と言うので行ったら、『レディー・ガガの音楽がある』と。それで彼が彼女の歌を演奏したんだ。素晴らしい瞬間だった。ガガは天才的だ。幸運にも、彼女のライブを見ることができた。あの時、これが僕らの映画のラストを飾ると分かったんだ。シーンに、そして僕らが演じるべきトーンに、インスピレーションを与えてくれたんだ」と明かしている。
と語っていて、レディー・ガガは、
「映画『トップガン マーヴェリック』のためにこの曲を書いた時には、この曲が映画の心、私自身の精神、そしてこの世界の本質にまたがる複数のレイヤーを持っていることに気づきもしてませんでした。数年をかけて、この曲を書き、仕上げ、私たち皆の心に届くものになるように努力してきました。この音楽を、理解されることと理解しようとすることの両方に対する深い欲求、遠く離れていると感じる時に近づきたいと切望する気持ち、社会を変えてくれるような英雄たちを称えるような能力を私たち皆で共有できるような曲にしたいと思っていました。トム・クルーズ、映画音楽作曲家のハンス・ジマー、監督のジョセフ・コシンスキーには、この機会をいただけたことをとても感謝しています。彼らと一緒に働けたことは素晴らしい経験でした」
とインタビューで語っています。
アカデミー賞授賞式でのパフォーマンスがかっこいい
2023年のアカデミー賞授賞式(オスカー)でレディー・ガガはこの曲を披露しました。
残念ながら受賞はなりませんでしたが、そのパフォーマンスがとにかくかっこいい。
ほとんど時が着飾っていて奇抜な格好をしている印象のガガですが、この時のパフォーマンスはスッピンにTシャツとジーンズ、スニーカーというラフな"素"の状態でした。
「ありのままの自分を」というスタンスがこの歌の真骨頂とでも言わんばかりのストレートなパフォーマンスで、何というかホントに素敵でしたね。
アコースティックな感じで歌うガガはちょっと印象変わると思います。マジでかっこいい。
インスタやツイッターでも積極的に発信
インスタやX(旧ツイッター)でも、この曲に関して複数回投稿していてその想いも語っています。
公開日周辺の投稿はトップガンで溢れていて作品への愛と期待を感じました。
X(旧ツイッター)
Hold my hand everything will be ok I heard from the heavens that clouds have been grey
— Lady Gaga (@ladygaga) April 26, 2022
When I wrote this song for Top Gun: Maverick, I didn’t even realize the multiple layers it spanned across the film’s heart, my own psyche, and the nature of the world we’ve been living in. I’ve been working on it for years, perfecting it, trying to make it ours. pic.twitter.com/1GReWGW8Ql
— Lady Gaga (@ladygaga) April 27, 2022
Here we go Tom 🤝 so proud to be a part of this. You’re gonna love this movie its outrageously brave, breathtaking and filled with heart. Plus I can’t wait for you to hear the song and music I wrote/produced for it! “Hold My Hand” #TopGun https://t.co/gmkthjtAAU
— Lady Gaga (@ladygaga) April 28, 2022
インスタグラム
ピアノ映えする曲なのでピアノ演奏動画も紹介
個人的な趣味も入って来ちゃいますが、笑
ピアノも使われている美しいラブバラードなのでピアノでも弾いてみたい。そこで動画を一つ紹介したいと思います。
僕がいつも見てお世話になっているチャンネル「OKEIKO PIANO」さんの演奏動画。
椎名林檎やX JAPANなどを中心に動画を上げていらっしゃいますが、このような話題作の曲も時々楽譜を作成して弾いてくださいます。痒い所に手が届くアレンジが魅力的です。
「Danger Zone」、「Hold My Hand」、「TopGun Anthem」の3曲フルメドレー。
そんな自分は楽譜も既に購入済み。練習を頑張らねば!(^ ^)
おわりに
映画「トップガン マーヴェリック」のために書き下ろされたレディー・ガガの「Hold My Hand」について書いてみました。
この映画は間違いなく自分の人生の中で最高の映画の中の一つになりましたし、この曲も最高の音楽の中の一つになりました。
ずっと聴き続けたい名曲です。
また何かエピソードが出てきましたら追記したいと思います!
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