東京芸大出身という音楽エリートのインテリジェンスもありながら、「オシャレで泥臭い」というめちゃくちゃイカした音楽性を持つバンド「King Gnu(キングヌー)」。
僕はドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌「白日(はくじつ)」からこのバンドを知りました。この曲からハマった人もかなり多いはず。
もっと昔から知ってた...事にならねぇかな、なんて古参マウントを取りたくなるくらいにファンになりました。笑
キッカケは、サブスク(音楽配信サービス)でやたらと「白日」(配信初日)がトレンドになってたので聴いてみたのが最初。
えっ?何これ?ポチっ(リピート)え?ヤベェじゃん!ポチっ、こ、これは...ポチっ...って感じで、
無限ループの狼煙が上がりました。
「東京藝術大学出身」という事や、歌謡曲みたいなメロディーなのにビートが強くて現代的なサウンドは中毒性抜群、ヴォーカルの井口理(いぐちさとる)の女性みたいな美声とは裏腹な変人っぷり、などなど、
King Gnuの沼に見事にハマっていきました。
さらにリーダーの常田大希はKing Gnuの他にも「PERIMETRON(ペリメトロン)」というクリエイティブチーム、「millennium parade(ミレニアム・パレード)」というKing Gnuとは別の超イカした渋い音楽をやっているプロジェクトを主宰しています。
もうね、みんなでズブズブにこの沼にハマりましょう!
King Gnu(キングヌー)とは?
バンドのプロフィール
ゆーて既発曲めちゃあるしアルバムまだですかとの声が沢山届くのですが残念ながら最近ようやく作り始めたところだからまだまだ当分出ません!
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Single集めてアルバムにするとかはしたくないのです🥲アルバムは私にとって大切なので丁寧に丁寧に丁寧に作らせてください🙇🏻♂️https://t.co/74cZXExoIo pic.twitter.com/Jxhegs1ZAx— 常田大希 - Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) July 7, 2022
2013年に常田大希が立ち上げたSrv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)が大元になっていて、メンバーの変遷も経て2017年にKing Gnu(キングヌー )に改名。
バンド名の由来は、「動物の“Gnu=ヌー”が、春から少しずつ合流してやがて巨大な群れになる習性を持っており、自分たちも老若男女を巻き込み大きな群れになりたい」という思いから。
2019年1月に「白日」がドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」に主題歌として起用されて爆発的な人気を博します。
そこから現在もコンスタントに楽曲を発表して数多くのタイアップ、ライブも中々チケットが取れないバンドになっています。
最近では個人的に2021年の呪術廻戦の「一途」、「逆夢」や2022年のサッカーW杯の「Stardom」は熱かったなと。
メンバーはそれぞれ色々な音楽から影響を受けていて、そこから新しい音楽を作り上げているので、自分たちの音楽を「トーキョー・ニュー・ミクスチャー・スタイル」と称しています。King Gnuはポップスで売れることを意識して活動しているバンドで、より音楽的なことを追求するのは「millenium parade」という別のバンドが担っています。綺麗なメロディー、井口理の女性的な声とは対照的にダーティーで泥臭く、ヘビーなサウンドやビートが絶妙なバランスを生んでいます。
ミュージックビデオの制作やビジュアルデザインは、常田が立ち上げたクリエイター集団「PERIMETRON」が担っていて、様々な所でこだわりが見れます。
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アルバム
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メンバー
常田大希
バンドのリーダーでギター・ボーカル。全ての曲の作詞作曲をしているバンドの頭脳。東京藝術大学中退。チェロを専攻。昔、世界的な指揮者・小澤征爾主催の音楽塾にも所属していて海外の公演にも参加していたというゴリゴリのクラシック畑出身。ギターやチェロ以外にもベースとピアノも弾けるマルチプレイヤー。東京大学出身でヴァイオリンが弾ける兄「常田俊太郎」がいてKing Gnuやmillenium paradeの作品にも度々参加している。ミスター髭イケメンで「イケ散らかしている」と話題。
影響を受けた音楽はストラヴィンスキー、ケンドリックラマー、レディオヘッド、ロバートグラスパー、ニルヴァーナ、アークティックモンキーズ、フライングロータス、キングクルー、ブランキージェットシティ、ミッシェルガンエレファントなど。
インタビュー記事でメンバーそれぞれをこのように評しています。
- 井口理:「理は、歌の上手さや声のよさよりも、なにより人間としてのパワーがめちゃくちゃあるヤツなんです。人って、そのエネルギーに惹きつけられるものなんじゃないのかなって思うんです。」
- 勢喜遊:「叩き姿から生まれるグルーヴの魅力が素晴らしい。それは音楽におけるフレーズのチョイスと同じくらい重要なことだし、人を高揚させるものだと思うんです。」
- 新井和輝:「音楽家として、とても真摯に音楽と向き合ってますし、King Gnuのアレンジに置いて1番の相談相手です。」
ラジオで挙げていた影響を受けたアーティストの曲は以下の通り。
●音楽を始めたキッカケ
- アークティック・モンキーズ「ブライアンストーン」
- フライングロータス「ネバーキャッチミー」
- キングクルー「ダムサーファー」
●憧れのアーティスト
- ニルヴァーナ「Where Did You Sleep Last Night」
常田大希が注目するアーティストは時代の最先端やゲームチェンジャー的な人が含まれていて、それを体現するが如く今の彼の音楽はまさにそれですよね。ロバートグラスパーやケンドリックラマーなどは僕らも注目していきたいところです。
常田大希のマルチプレイヤーっぷりが分かる動画を見つけましたので貼っておきます。
▲これはN.HOOLYWOODとコラボした時のもので、めちゃくちゃ渋い、というか、もうね、エロい。
▲最強プレイヤーズコンテスト・2009の時の動画です。この時まだ若干17歳。
fa-book常田大希特集
井口理
キーボード・ボーカル。東京藝術大学音楽学部声楽科卒。影響を受けた音楽は七尾旅人、井上陽水、チューリップ、オフコース、布施明、尾崎紀世彦など。オールナイトニッポン0のパーソナリティもしていて井口理の世界を知りたい人は是非聴いてみてください。素は「井口」、歌っているときは「井口さん」という別人格扱いされている。
ふざけるのが好きでMステ出演時に訳の分からない登場をしたり、曲を披露している時も”いつも通りに”変顔をぶちかましていました。そして「スケベ」で知られており、ラジオを聞けばその変態っぷりが良くわかります。色んなアーティストにツイッターで"クソリプ"を送っていた過去もあり。笑
兄の井口逹(とおる)は同じく芸大卒で声楽家として活動しています。
ラジオで挙げていた影響を受けたアーティストの曲は以下の通り。
●音楽を始めたキッカケ
- ブルーハーツ「人にやさしく」
- ティグランハマシアン「ザ・ポエット」
- 東京事変「修羅場」
●子供の頃の想い出ソング
- The Beach Boys「Wouldn't It Be Nice」
勢喜遊
ドラム・サンプラー。両親がプロのミュージシャン。昔はダンサー志望だった。影響を受けた音楽はブラックミュージック、ファンク、ラテンなど。メンバーの中で唯一の既婚者で奥さんは三味線奏者の白藤ひかり。井口理がメンバー内ではやばい奴だと思われがちだが、本当にやばいのはこの勢喜遊という話もある。井口は意図的にふざけて笑わせてくる感じがあるが勢喜遊はマジで天然。そんな彼だがドラムの実力は相当なもので知られている。
ラジオで挙げていた影響を受けたアーティストの曲は以下の通り。
●音楽を始めたキッカケ
- マーズボルタ「wax simulacra」
- 山下達郎「ピンクシャドー」
- レッドホットチリペッパーズ「アンダーザブリッジ」
●子供の頃の想い出ソング
- クイーン「Another One Bites the Dust」
●憧れのアーティスト
- 銀杏BOYS「銀河鉄道の夜」
新井和輝
ベース・シンセベース・コントラバス。自身の大学ではない国立音楽大学に出入りしてビッグバンドに所属していた。ベースの師匠は日野"JINO"賢二さんと河上修さん。河上さんの素では住み込みで修行をしていた。個人的に思うのはバンドの潤滑油的存在かなと。一番の常識人。(笑)彼もまた相当な実力者で目立ちがちなフロントマン二人に負けず劣らずのリズム隊を作り出しています。
ラジオで挙げていた影響を受けたアーティストの曲は以下の通り。
●音楽を始めたキッカケ
- D Angelo「can't hide love」
- ジェームスブレイク「If the car beside you moves ahead」
- アジアンカンフージェネレーション「はるかかなた」
●子供の頃の想い出ソング
- ジャミロクワイ「Virtual Insanity」
●憧れのアーティスト
- Derrick Hodge「Song 3」
King Gnuの魅力・トピック
「東京藝術大学」はある意味、東京大学より凄いらしい
常田大希と井口理の二人は東京藝術大学出身で、常田はチェロ専攻、井口は声楽家専攻です。正に音楽エリートです。
「チェロ専攻」は一見地味に見えるかもしれませんが、チェロはめちゃくちゃ素晴らしい楽器です。「最も人の声に近い楽器」と言われていて、ハマる人はめちゃくちゃハマる楽器だと思います。
「東京藝術大学」というのはある意味、東京大学より難しいという事を聞いたことがあります。日本最高峰の音楽学部があって、バケモノだらけ。入れるのはどうやら全国でも指折りの実力者だけとか。
芸大出身の主な有名アーティストは、
- 坂本龍一
- 千住明
- 葉加瀬太郎
- 加古隆
- 石若駿
などなど、そうそうたる人が芸大出身です。
なので、常田は1年で退学していますが、常田、井口ともに東京藝術大学に入れるだけでかなりのバケモノなんですよね。大学で判断する訳ではないですが、彼らはしっかりとした音楽の素養と実力を持っているという事です。
やはり音楽的な分析や聞こえ方、作り方からハイレベルだと思うんですよね。常田大希はこんな感じでコテコテのクラシックの素養も持ちつつ(ストラヴィンスキーやプロコフィエフなどの現代に近い音楽家により影響を受けているっぽい)、ヒップホップやロック(特に洋楽)も好きで影響を受けているというから、そりゃもう最強です。
「最後の秘境 東京藝大〜天才たちのカオスな日常〜」という二宮敦人さんの本があるのですが、まさかの井口理が登場するんですよね。笑
330ページから、「美と音の化学反応」という見出しの中に登場します。
気になる方は読んでみてください。
fa-book東京藝術大学の本
millenium paradeに繋がる「Srv.Vinch」(特に前期)がイケ散らかしていた
King Gnuの前身バンド、Srv.Vinch(サーヴァ・ヴィンチ)なんですが、とにかくまあオシャレでイケてます。King Gnuの全身バンドで、特に前期は今みたいにキャッチーな曲作りではなくて、かなりコアな渋い音楽が多いのですが非常に面白い曲が多いです。好みは分かれそうですけど。
この流れが後に、最近では「竜とそばかすの姫」の「U」なんかで話題になった「millenium parade(ミレニアム・パレード)」に繋がるわけです。
特にお気に入りの曲が「Stem(ステム)」という曲です。色々な世界観や要素が混じっていてかなりイケてます。この曲は後にミレパで「Philip(フィリップ)」としてリメイク、リビルドされています。
ふと気づいたのですが、この曲、椎名林檎の「茎(STEM)」に似てないか?と。題名だけでなく、おそらくオマージュしてる部分は大いにありそうです。
常田大希は椎名林檎を尊敬していると話していますし、どうやら二人はすでに知り合いのようですからね。この二人は似ているというか、常田大希は次世代の椎名林檎というべき男なのかなと勝手に思っています。
YouTubeより引用
お二人とも20歳頃から世話になってる大尊敬する方々ではありますが, 久々の再会で胸が熱い二〇二〇年の始まり.
ㅤhttps://t.co/kjAfUTn3Ws story pic.twitter.com/xRrRhQsvTH— 常田大希 - Daiki Tsuneta (@DaikiTsuneta) January 1, 2020
King Gnuの音楽性のルーツを司る"ゲームチェンジャー"の存在
特に作詞作曲を手がけている常田希の音楽性に関わってくると思うのですが、好きなアーティストにストラヴィンスキー、ロバート・グラスパーやケンドリック・ラマーなどがいます。
彼らはその時代の音楽の流れを変えた、作った人物として名前が挙がることが多いのですが、やはりこの要素がキングヌー の音楽にも表れている気がします。
ポピュラーをやっていながらも複雑な曲作り、コード進行、クラシックやジャズの要素を美味しく入れていたり、今の時代の音楽が進んでいる方向を見て、単なる逆張りでは無く、これちょっと今は無くなってきてない?みたいな方向を提示してきたりとその影響を見れると思うんですよね。
僕自身、常田大希を通して知ったアーティストもいるのですが、めちゃくちゃかっこいいので、彼らのゲームチェンジャー的な音楽を聴いてみるとかなり面白いと思いますよ。
バンドのもう少し詳細な歴史・経歴
バンドの変遷や主要な作品などをもう少しだけ詳しく書いてみました。
fa-paint-brushSrv.Vinci時代
- 2013年にリーダーの常田大希がソロプロジェクト・Mrs.Vinci(ミセス・ヴィンチ)を立ち上げて、すぐにSrv.Vinci(サーヴァ・ヴィンチ)に改名。 同年の7月にYouTubeに「ABUKU」を公開。(「ABUKU」は後に映画『太陽は動かない』の主題歌の「泡(あぶく)としてリメイクされる)2014年6月に「Stem(ステム)」(この曲はmillenium paradeで「Philip」としてリメイク)、2015年12月に「ロウラブ」(King Gnuの1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous」に収録されているものは再録音されている)を公開。
- 2015年にアルバム「Mad me more softly」を発売。この辺の2015〜16年にかけて、今のKing Gnuのメンバーが固定されていき、後期のSrv.Vinciはロックポップス方面に舵を取ってKing Gnuの前身となる。前期、最初の方のSrv.VinciはDTMP(常田大希millenium parade)に引き継がれて今のmillenium paradeに繋がっています。
- 2016年にミニアルバム「トーキョーカオティック」を発売。収録曲は「ロウラブ」、「サマーレインダイバー」、「Vinyl」、「破裂」と後のKin Gnuの根幹となる作品が並んでいる。この辺のSrv.Vinci→King Gnuの転換期の作品はメロディックになりつつも控えめだけど凄くエモいという不思議な空気感がある気がする。
fa-paint-brushKing Gnu時代
- 2017年5月にKing Gnu(キングヌー)に改名。 7月に「FUJI ROCK FESTIVAL '17」に出演。10月に1stアルバム「Tokyo Rendez-Vous」を発売。11月に米津玄師のアルバム「BOOTLEG」が発売されていますが、その中の「爱丽丝(ありす)」に常田大希が参加してます。常田はかつて「サビとかダセェ」と思っていたらしい(洋楽から強く影響を受けているため)が、米津玄師からサビがないと日本では売れないと助言されて、勉強しながら曲を作っているというエピソードも。
Srv.Vinci時代には何回か改名していて、Mrs.Vinci→Srv.Vinci→トーキョーカオティック(海外ツアー時のみ改名)ってな感じ。そして、今のKing Gnuに改名する時には少し揉めたらしくて、常田vs会社みたいになったとか。King Gnuのほかに候補がいくつかあって、「タイムワープス」、「おせちピッチャー」(←これは井口がふざけて候補に入れたらしい)など複数。最終的には常田が字ずらからも気に入っていたこの名前を譲らずに決定。 バンド名は、「動物の“Gnu=ヌー”が、春から少しずつ合流してやがて巨大な群れになる習性を持っており、自分たちも老若男女を巻き込み大きな群れになりたい」という思いから。
- 2019年1月に「白日」がドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」に主題歌として起用される。これが初のタイアップで、この歌をキッカケに徐々に世の中に知られるようになってきましたよね。おそらくこの年がKing Gnuにとって一番激動の年。同1月に2ndアルバム「Sympa」が発売されて、同時にメジャーデビューを果たす。 2月に「ミュージックステーション」初出演。ここで井口理の「伝説の階段降り」が披露されて話題になりました。 4月に「King Gnu井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」が始まる。このラジオでは数々のエピソードがありますが、中でもaikoとの「カブトムシ」熱唱回は最高すぎる。 12月には「紅白歌合戦」に出場して「白日」を生演奏で披露。
- 2020年1月に3rdアルバム「CEREMONY」をリリース。このアルバムは「壇上」以外全てがタイアップという強烈な作品になっています。
- 2021年に大人気作品である呪術廻戦のアニメ映画「呪術廻戦0」に「一途」と「逆夢」を書き下ろしました。
- 2022年はサッカーのW杯イヤーで、そのテーマ曲「Stardom」を書き下ろしました。
- 2023年は初のドームツアー、アニメ「呪術廻戦」に「SPECIALZ」を書き下ろし、11月に4thアルバム「THE GREATEST UNKOWN」をリリース。
聴いて欲しいおすすめ曲
白日(はくじつ)
ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌。この曲は常田大希が売れるのを狙って作っていて、売れたJ-POPの曲の要素を入れたり、King Gnuの今までの曲で感触のよかった曲の部分を入れ込んでいるかなりキャッチーに仕上がっている曲。
Slumberland(スランバーランド)
Srv.Vinci時代に「PPL」という曲の元ネタ曲があって、よりキャッチーな仕上がりにして改めて出した曲。歌詞が現代を皮肉っている感じですが、この歌詞はどうやら井上陽水の「傘がない」を参考にしているらしい。
ヒップホップ調の格好良さとMVの井口理の顔芸が注目ポイント。
Prayer X(プレイヤーエックス)
アニメ「BANANA FISH(バナナフィッシュ)」の主題歌。タイアップ曲でかなり忙しかったらしく、曲をレコーディングする時もまだかっちり決まってないまま始まったとか。
かなりビートが強い曲ですけど、要所で流れる弦楽器は常田大希のチェロと常田の兄のバイオリンが入っているのが印象的です。PVがかなりヘビーな内容で、様々な皮肉が込められているところがまた見所。
Flash!!!(フラッシュ)
この曲は常田大希が気に入っている曲で、色々なメディアでもこのFlash!!!を挙げたりしています。歌詞がストレートでこれからのKing Gnuの覚悟や行く末を歌っている感じで、曲調も勢いがあってさらに盛り上げてる感じですね。
Vinyl(ビニール)
King Gnuが世間でめちゃくちゃ有名になるなる前の傑作の一つかなと。この小洒落たおしゃれで小気味良いリズムとメロディー、後の「白日」にも繋がるようなこの哀愁はキングヌーの特徴を詰め込んでいるかと思います。
まとめ
こんな感じでKing Gnuはこれからも注目していきたい、めちゃくちゃ面白いバンドです。
- すごい勢いで世に出て、曲を出すたびにほとんどがタイアップになるくらいの勢い
- メンバーが個性的で井口理は特にぶっ飛んでる面白さ
- 芸大出身てやっぱり凄い
- アングラな音楽にも魅力を感じちゃう
そして個人的には音楽的な作り、歌詞などを追求したくなるバンドなのかなと思っています。より深く音楽的な面白さを学びたくなりました。そんな入り口としても非常に面白いバンドです。
King Gnuはもちろんですが、millenium paradeやPERIMETRONなんかも凄く面白そうな動きをしてくれそうなので、常にその動向を追っていきたいと思います。
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