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映画「ブルージャイアント」のサントラ、最高すぎません?

満を辞して公開された映画ですが、もうね100点満点中1億点出ました。

胸熱なストーリーからの最高な音楽。泣きました。えぇ号泣しましたとも。。。

サントラの出来が最高すぎて、映画を見てから改めて聴くとまたあの興奮がまじまじと蘇ってきます。上原ひろみさん流石すぎる。

ジャズはマジでかっこいい

そう思わせてくれる仕上がりでした。

「売り切れ続出」と話題ですが、映画を見れば千切れるくらい首を縦に振る位に納得です。

そんなサントラの内容や演奏者、公式の楽譜集についてまとめてみました。

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上原ひろみが書き下ろしたサントラと公式楽譜集

上原ひろみ書き下ろしのオリジナル・サウンドトラック

映画のサントラは世界的なジャズピアニスト・上原ひろみさんが手掛けていて、作中の登場人物である沢辺雪祈のピアノ演奏者でもあります。

宮本大のサックスを馬場智章、玉田のドラムを石若駿が務めていて、馬場さんと石若さんは北海道出身の同級生で旧知の仲。上原さん含めてブルージャイアント内の関係性が現実世界でも少し似た形で実現していたというラッキーも。

その他、このサントラにはたくさんの一流ミュージシャンが参加しています。

物語の初期でもありますし、下手に(荒削りに?)演奏するのが大変だったそうで、特にドラムの玉田に関しては初心者からスタートでしたので一番苦労したのではと思います。

上原ひろみさんは海外でも非常に有名な方なので、映画が海外でも公開されればもっとこのアニメが広がっていくはず。広がって欲しい!!

予告動画で使われていた曲が「FIRST NOTE」という曲ですが、この曲は特に人気あるなと感じていてYouTubeでも早速耳コピをして、サックス、ピアノで弾いている方を見かけるくらいです。まあやはり印象的な場面で演奏された曲ですからね。

少し余談ですが、以前にこの漫画に上原ひろみさんがコメントを寄せているのを見たことがあって、漫画の帯にも登場していました。

そういう事もあったので、もしかして上原さん来るのでは?と思っていたので今回の抜擢は最高でした。

まだ上原ひろみさんの曲、演奏をあまり知らないという方にオススメの演奏動画を紹介させてください。

バンドスコア&ピアノソロを収録した公式楽譜集

収録曲一覧
  1. FIRST NOTE(Piano/T.Sax/Drums)
  2. N.E.W.(Piano/T.Sax/Drums)
  3. Count on me(Piano/A.Sax/Drums/Bass)
  4. FIRST NOTE(Piano Solo)
  5. BLUE GIANT(Piano Solo)

映画公開から約2ヶ月経った2023年4月に公式の楽譜集(バンドスコア&ピアノソロ)が発売されました。

え、楽譜集まで発売されるの?って狂喜乱舞してました。笑

最後の「FRIST NOTE」と「BLUE GIANT」はボーナススコアでピアノ・ソロ・アレンジになっています。ピアノを趣味としている身としてはめちゃくちゃ嬉しい。

この2曲のピアノ・ソロに関してはヤマハ「ぷりんと楽譜」でもそれぞれ1曲づつ購入も可能です。

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参加ミュージシャン一覧

馬場智章/サックス

“その人が生み出す音はその人そのものを表す”と感じながら僕は日頃から音楽に取り組んでおりますが、今回初めて自分自身としてではなく別の人間として音楽制作に取り組みました。大の持つ音は“きっとまだ上手くはないけれど何故か人を惹きつける”、そんな想像をしながら大を自分に宿して、大として演奏をするにつれ、彼の音楽への情熱や貪欲さがどんどん音になって表れるような気がしました。今回大が結成したバンド“JASS”を上原ひろみ、石若駿という最高のメンバーと担当することができ、とても良い音楽に仕上がったと思います。ぜひ劇場の特大スピーカーでJASSの音を全身で浴びてください。

上原ひろみ/ピアノ

初めて「BLUE GIANT」を読んだ時、「音が聴こえてくる」と感じました。
自分の頭の中に鳴っていたその音を、本当に再現できる日が来るなんて・・・。
物語を支える劇伴も担当させていただけて、感無量です。
『BLUE GIANT』には、夢と情熱が詰まっています。
監督も、この映画に携わるスタッフも、原作チームも
夢と情熱で溢れる人たちでいっぱいです。
この漫画の音を鳴らしたい、という自分の夢を乗せられればと。
ありったけの情熱を込めて。

石若駿/ドラム

皆様はじめましてドラマーの石若駿と申します。ジャズを題材としたこの『BLUE GIANT』という作品に携わることができてとても嬉しく思います。ドラムの玉田の音とモーションを担当することになりますが、玉田は音楽経験がないところからドラムをスタートします。初心者のぎこちないドラミングを演ずるのがとにかく難しくもあり、試行錯誤しながら楽しく臨むことができました。玉田のまったくの初心者からだんだん上手になっていく様にも注目いただければと思います。また彼の心情の動きも私なりに音に注入させていただきました。全体の音楽を担当され、雪祈役の、上原ひろみさんと宮本大役の馬場智章さんとのトリオもとても感動的な音に仕上がりました。この映画を観てジャズという音楽の実際のライブにも聴きにいらしていただければ本当に嬉しいですが、まずは『BLUE GIANT』を何度もじっくり楽しんでいただければと思います! お楽しみに!

JASSメンバー演奏:
馬場智章(ts) 上原ひろみ(p) 石若 駿(ds)
劇中バンド演奏:
上原ひろみ(p, key) 柴田 亮、井川 晃(ds) 田中晋吾、中林薫平(b) 田辺充邦(g) 村上 基(tp) 本間将人(ts, as) 馬場智章(ts)
劇中音楽演奏:
上原ひろみ(p, el-p) 菅野知明、伊吹文裕(ds) Marty Holoubek(b) 國田大輔、井上 銘(g) 石若 駿(per)
佐瀬悠輔、伊藤 駿(tp) 三原万里子(tb) 片山士駿、野津雄太(fl) 小林未侑(cl) 神農広樹(oboe)
西江辰郎、田村直貴、田中笑美子(1st violin) ビルマン聡平、松崎千鶴(2nd violin)
中 恵菜、古屋聡見(viola) 向井 航、篠崎由紀、下島万乃(cello)
挾間美帆(cond)

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おわりに

今回の映画からは「初心に帰る」「大切なもの」を音楽含めて改めて教えて貰った気がします。

この物語の最初の部分だからこそ感じられるエネルギーや苦悩、そして音楽の楽しさ。特に玉田の活躍はみんなが感情移入できるでしょうし、いやでも大のまっすぐさ、ひたむきさもめちゃくちゃ良いし、でも雪祈の葛藤とかピアノのカッコよさもやばいし...

いやもう全部ホントにカッコよかった。

映画とセットで人生のプレリストに確実に入ってくる音楽です。ホントにありがとうございます。

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