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X JAPANのYOSHIKIと言えば、バンドの活動以外でもピアノ、クラシカルな作品も有名です。

天皇陛下御即位10周年をお祝いする奉祝曲「Anniversary(アニバーサリー)」は特に代表的かなと思いますし、個人的にも大好きな曲です。

その他、アルバムでもピアノを基調としたオーケストラとのクラシカルな作品を出していますし、それらをピアノ用にアレンジしてピアノ・ソロ楽譜としても出版されていたりもしますので、それらも含めて紹介してみたいと思います。

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YOSHIKIのクラシカル作品

Eternal Melodyシリーズ

created by Rinker
コロムビアミュージックエンタテインメント

「Eternal Melody」と銘打たれた作品が2作品あります。

最初のEternal Melody(Ⅰ)はX JAPANの曲が中心の作品。全編オーケストラで演奏されていて、X JAPANのベストアルバムと言っても過言でないくらいの選曲なので、シンフォニックに楽しみたい方にはめちゃくちゃおすすめ。

個人的には「Es durのピアノ線」が気に入っています。

Eternal Melody ⅡはX JAPANの作品はそこそこに、YOSHIKI個人の活動で注目を浴びた曲が主に収録されている作品。愛知万博のテーマ「I'll be your love」、天皇陛下奉祝曲「Anniversary」など。

1曲目に収録されている「Unnamed Song」はあまり知られていないと思いますが、めちゃくちゃ美しい隠れた名曲だと思います。

この2つのアルバムはそれぞれ対応する楽譜が収録されているので、ピアノを弾いても楽しめる作品になっているのが最高です。

YOSHIKI Classical

created by Rinker
ワーナーミュージックジャパン

このアルバムは「Eternal Melody」シリーズのベスト盤的な作品。

X JAPANのワールドツアーのライブオープニングで使用された「Miracle」、ゴールデングローブ賞ののテーマ曲「Golden Globe Theme」、以前の2作品には収録されなかったX JAPANの「The Last Song」を新たに収録。

主要な作品が揃っているので、とりあえずYOSHIKIの世界を楽しみたい方にはおすすめの1枚。

YOSHIKI SELECTION YOSHIKIが愛したクラシック

created by Rinker
ソニーミュージックエンタテインメント

クラシック畑を通ってきたYOSHIKIが好きなクラシック作品を集めたコンピレーションアルバム。

決してマニアック過ぎない選曲で、ショパンの「バラード1番」やベートーヴェンの「月光第1楽章」、バッハの「G線上のアリア」などは聴きやすいと思います。

その中でもシベリウスの「ヴァイオリン協奏曲」などの骨太な作品も入っていて、バランスの取れた憎い選曲になってますね。

YOSHIKIというフィルターを通してクラシックに入る意味では非常に意義のある1枚。

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天皇陛下奉祝曲「Anniversary(アニバーサリー)」

 

YOSHIKIのクラシカルな作品の代表格と言ったらやはりこの作品かなと。

天皇陛下が御即位10年を迎えられた時に作られた奉祝曲です。

なぜYOSHIKIだったのか?というのは、その時代のアイコン的な存在を起用して、若い人たちにも注目してもらう意図があったんだと思います。

20周年ではEXILE、30周年では嵐と日本を代表するアーティストが起用されましたからね。

それでもこの時のYOSHIKIは、格調高く、皇室とのイメージにも寄り添った素晴らしい作品を残して、一際心に残るアニバーサリーになったのではないかと思っています。

1999年、X JAPANのメンバー・HIDEが亡くなり、ボーカル・TOSHIの脱退などが重なり解散してから2年ほどが経っていた時。この式典はYOSHIKIが失意のどん底から復活するきっかけとなったと語っています。

長調と短調が繰り返しやってくる構成が平成になってからの激動の10年を表していると語っていて、その通りに、時に激しく、そして希望へと向かっていく様がメッセージとして心に響きます。

YOSHIKI本人の公式YouTubeチャンネルで正式に、当時の映像とともに動画が公開されました。この時は思わず「やった!!」と声を上げて喜んでしまいましたね。

いつ見ても聴いても色褪せない名曲です。

 

 

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