大好きなアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のサウンドトラックからEvan Call(エヴァン・コール)作曲の「Violet' Final Letter」を弾いてみました。
曲の概要と思い入れ、使用楽譜、演奏動画をまとめています。
Evan Call(エヴァン・コール)作曲の「Violet's Final Letter」とは?
「Violet’s Final Letter」
鶴岡音響監督が #EvanCall さんに発注した内容は“最も崇高な音楽”。
ヴァイオレットが最後に書いたギルベルトへの手紙に込めた、「感謝」という言葉を音楽で体現しています。#ヴァイオレットオケコン 生配信中🎻#ヴァイオレット・エヴァーガーデン pic.twitter.com/vSzblDC1OY— 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」公式 (@Violet_Letter) August 15, 2021
「Violet's Final Letter」は暁佳奈さん原作で京都アニメーションが製作したアニメ「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」のサウンドトラックの中の一曲。
物語の終盤でヴァイオレットがギルベルト少佐へ宛てた手紙が読まれる感動的なシーンで流れます。
フィナーレを迎えるような、ちょっと寂しさの漂う情感を持ちながら始まって、途中の心がグッと掴まれる切ないメロディーから手紙に込められたヴァイオレットの気持ちに呼応するような精悍で威風堂々な曲調に変化していくのがたまらなく素敵です。
自分自身、ヴァイオレット・エヴァーガーデンを劇場版から知ったので(順番がアレですがw)思い入れのある曲でもあります。
2022年にサントラをピアノアレンジしたアルバム「Though Seasons Change ~Violet Evergarden Piano Memories~」とその楽譜が発売されました。
ピアノを趣味でやっている身としてはめちゃくちゃ嬉しくてこれは弾かねばと思っていたんですね。
そしたら2022年11月に「劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン」がTV放送が決定。ここだ!と思って、放送日に動画を出せるように練習しました。
実際に弾いてみた
使用楽譜
使用したのはピアノアレンジアルバム「Though Seasons Change ~Violet Evergarden Piano Memories~」に対応した楽譜集。
抜粋ではなく、全44曲全て楽譜になっています。
電子版はアマゾン、楽天などの大手でも取り扱っていますが、紙の楽譜集に関してはハイブリッド型総合書店「honto」でのみ手に入れることが出来ます。
演奏動画
ある程度弾ける(暗譜してつっかえながらも引き通せる)ようになるまでには約2週間ほど。
そこから1週間ほど、もう少し流れて弾けるようにしてから動画撮影しました。
苦労した点としては、Dの小節の中の「con moto(動きをつけて)」の部分とその周辺。単純な繰り返しが無くて、編曲が凝っているので暗譜に少し時間が掛かった所かなと。
「con moto」の6度の重音3連譜から動く所を滑らかに弾けるようにする練習を一番したと思いますね。
そしてその部分に入る前の2小節の左手の動きがちょっと一筋縄ではいかないというか、ハマらないというか、少し手こずりました。
割とゆっくりとした曲で、難易度はそこまで高くないと思いますが、編曲が凝っていて、あ、この音も弾くんだった、という音が多くて思ったより暗譜に時間がかかりましたね。
それでもその編曲のおかげで弾いた後の満足感はかなり高いと思います。
おわりに
今回はTV放送に合わせて1曲弾いてみましたが、楽譜にはまだまだ沢山の曲が収録されています。
大好きな作品なのでこれから時折、少しづつでも弾いていけたらなと思います。
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