『海がきこえる』のリバイバル上映に寄せて
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30年以上の時を経て全国の劇場でリバイバル上映されたジブリ作品の「海がきこえる」。

ジブリで育ってきたような自分ですが、実は「海がきこえる」に関しては存在は知っているけど見てこなかった作品だったんです。

ですが2025年7月のリバイバル上映の少し前にこの作品を見るキッカケがあり、そこから劇場に足を運んだりロケ地巡り・聖地巡礼(東京)に行ったりなど、この上映前後でこの作品と縁ができたと同時にタイミング的にも作品と共鳴する出来事があったりしました。

そこで作品の内容云々というより、このリバイバル上映周辺で起きた出来事や思いなどをこの作品上映に寄せて、書いてみたいと思います。

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『海がきこえる』のリバイバル上映に寄せて

見てこなかった「海がきこえる」を見たキッカケ

©️スタジオジブリ

冒頭にも書いたようにジブリで育ってきて、それこそ「耳をすませば」はホントに大好きで何度も見たし憧れたしでしたが、「海がきこえる」に関しては作品の名前と断片的にあの最後の再開シーンだけは見たことある程度で止まっていたんですよね。

まあほぼロードショーなどでも放送されていなかったですし、いやそれでも何故か(笑)見てこなかったんですよね。

時を経て2025年、見るキッカケになったのは「耳をすませば」の聖地巡礼でした。

関東に再び上京してきて、最初に上京した時に色々と消化不良だった聖地巡礼をやり直すために調べていたところに「海がきこえる」のロケ地・聖地が関連で出てきたんですよね。

あぁ、結構身近な場所が登場するんだなぁ、それなら見たことないし見てみるかなと思って近くのゲオでレンタルしてすんなりと見ることに。

ロケ地巡り・聖地巡礼が趣味というか好きなのですが、その関連でこうもすんなり見ることになるとは分からないものです。笑

面白な〜と思い作品について調べてみると(興味を持つと調べる癖がある)2025年7月に全国の劇場でリバイバル上映されるという情報を見つけました。

最高のタイミング。

それなら劇場公開までちょっとでも解像度を上げておきたい!ということで東京のロケ地巡り・聖地巡礼に行くことにしました。

ロケ地巡り・聖地巡礼に行く

行くにあたって先人方のブログを参考にさせてもらったり、どのシーンのカットを写真に撮るかなど調べていざ行かん!

作品に登場する東京の場所は、吉祥寺・新宿・成城・浜松町・羽田空港で、浜松町と羽田空港は一旦置かせてもらって東京の中ではメインとも言っていい吉祥寺・新宿・成城を巡りました。

吉祥寺の駅では、ここからのシーンだよな?どうだろ?なんて試行錯誤して撮ってみたり(笑)、新宿では都庁を始めとする西新宿のビル群を眺めながら拓と里伽子が泊まったハイアットリージェンシーの迫力が印象に残りいつか泊まってみたいと思ったりしてました。

成城は多分一番印象に残ってる場所で、お金持ちが住む上品な街で学園都市。里伽子が育った街ということを考えると、思春期に高知に移り住むというのは文化圏・価値観が違いすぎてそりゃあ色々大変だよなと勝手に作品への理解を深めたりもしました。笑

観光で行く、という場所じゃないと思うのでそれもまた新鮮で面白かったですね。

30年以上経つと状況が色々違うとは思いますが、いい場所を選んでるよなぁと思いました。

高知に行く日もそう遠くなさそうです。笑

リバイバル上映を見に行く

2025年7月4日から3週間限定でリバイバル上映が始まりました。

自分はこの上映期間で3回見に行きました。

埼玉の「MOVIXさいたま」、「スカラ座」、吉祥寺の「アップリンク吉祥寺」の3回。

いやー、思ったより見たし、思ったよりハマったよなと。

色んな劇場で見れたのもホントに楽しかった。

「スカラ座」は川越にあるレトロな劇場で、作品も劇場もどこか当時にタイムスリップして見てるような感覚でしたし、「アップリンク吉祥寺」は3回目の自分としては見納めの場として選びましたが、舞台となったこの場所で見納め...最高だなと少し浸り長ながら見たりね、楽しんだなぁ。

劇場で見た後にXで少し感想を述べたりもしたので、そのポストを貼っておきます。

そしてこの決して派手ではない作品が30年以上の時を経て全国の劇場で公開されるのは、長い時間をかけてアニメが受け入れられて、様々なジャンルが生まれ、こうゆうのがいいんだよ!という素地がしっかりできてたのも大きいのかなと。

こうゆう昔をストレートに懐かしめる作品は響くものもホントに大きいでしょうしね。

余談ですが、パンフレット売れすぎでしょ!笑

奇跡的に「スカラ座」で現品限りのパンフレットを見つけた!と思ったら、ほんの少しだけ他の方に先を越されてしまい悔しい思いもしました。苦笑

まあ受注販売が決まりホッと胸を撫で下ろしたりなど、これもまた思い出だな。

上京や友人関係のタイミングが重なった

2024年に再び関東に上京してきたということと、2025年に入り中学からの仲の良い友人の結婚式で地元に帰ったりちょっとした集まりなどでちょっとした同窓会的な出来事がありました。

作品に登場する拓たちとは一回り以上年齢は違いますが、上京した拓や里伽子と少し重なりましたし、同窓会で昔を懐かしむシーンなんかも、良いよぁとしみじみと見ていました。

学生時代から時が経って、あの時の思い出はどこか自分を支える素晴らしいものになっているし、10年後20年後を考えると、それは今を大事にすることで何かしらの自分の財産になるとも思えるようになりました。

この作品を見たタイミングからのリバイバル上映をしっかり見れてのこの出来事はより一層思い入れが深まったといいますか、縁がある作品だったのかなと思います。

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おわりに

「海がきこえる」のリバイバル上映に寄せて、書いてみました。

なんか、色々とタイミング的にも縁のある作品だったのかなと思いますし、また時間が経ってこれらの出来事や行動に関して楽しい時間だったと思い出すんだと思います。

この作品は自分の青春にどこかカタルシスをもたらしてくれたし、特別らしい特別なことだけが全てじゃないから、何かそれが結果としてどう傾くか分からなくても、何かしら行動することができれば先に何か面白いことが待っているかもしれないし、懐かしめる何かになるんじゃないかと思う。そう思わせてもらいました。

そう信じて少しでも楽しい面白い毎日を送ってみたいと思います。

 

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