『ふしぎの海のナディア』の音楽世界。『バベルの光』や『故郷へ』などの名曲が熱い!
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「ふしぎの海のナディア」の音楽世界が中々に魅力的です。

森川美穂さんがオープニングとエンディングを歌っていて、劇伴はその後の「新世紀エヴァンゲリオン」も手がける鷺巣詩郎さん。森川さんの爽やかさと鷺巣さんのエヴァに繋がっていく音楽のテイストがいい味出してるんですよね。

僕はリアルタイムでナディアを見ていたわけじゃなくて(ちょうど放送されていた時は2歳とか)、割と最近になってAmazonプライムとかの配信サービスが充実してからです。

名前は元々知ってはいて、エヴァンゲリオンの新劇にハマってきた時ぐらい(エヴァにハマるのも遅いw)ですかね?一気に見てみたらハマっちゃいまして。エヴァとの共通点も結構あったりで尚更。

作品の概要とか感想とかはこちら『エヴァに繋がる『ふしぎの海のナディア』が面白い!制作秘話・裏設定もぜひ知ってほしい』に書いてます。

音楽も魅力的で(というか音楽からハマった感もある)、自分がピアノをやってるって事も関係してクラシック調な感じとかジャズ風だったりがかなり気に入っています。

そしてなんと言っても森川美穂さんの歌声。オープニングのブルーウォーターはめちゃくちゃ大好きな曲です。

そんなナディアの音楽にまつわる歌とかサウンドトラックとかの感想や調べて知った事とかを少しばかり書いてみたいと思います。

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ふしぎの海のナディアの音楽世界

森川美穂の「ブルーウォーター」がたまらなく好き

YouTubeより引用

まずオープニングの「ブルーウォーター」がめちゃくちゃ大好き。アニソンを代表する一曲だと思います。

アカペラで始まって鳥が舞う空のシーンが爽快感がありますし、前向きになれる凄く良い歌。

なんか魔法騎士(マジックナイト)レイアースの「ゆずれない願い」とオープニングの仕様が似てるような...もしかしてレイアースのオープニングはナディアをちょっと参考にしてたりして。

アニメバージョンのいわゆるTVサイズの評判が良かったからなのか、ボーカルから始まる「ブルーウォーター(21st century ver)」が新たに制作されたりもしてます。

冒険活劇でワクワクさせてくれますが、戦争してたり、昼ドラですか?って要素もあるけど、それを吹っ飛ばす爽やかさがあるのでこの曲を聞ければ万事OKっす。笑

エンディングも森川美穂さんが歌っていて、「Yes, I Will」とこれまた超良い歌ですよね。

作曲がジョー・リノイエとなっていて「ブルーウォーター」と「Yes, I Will」の編曲も担当してます。この人は昔、武富士のCMで流れていた「SYNCHRONIZED LOVE(シンクロナイズドラブ)」を作った人で、この名前を見た時はおぉ〜!!ってなりました。笑

この人の「それだけしか言えない」なんかはドチャクソ良くて隠れた名曲筆頭ですのでぜひ聞いてみてください。

っとちょっと話が逸れましたが(笑)「Yes, I Will」は哀愁があって切ない感じになっていて、「ブルーウォーター」とはまた一味違った名曲です。

エンディングのアニメーションは飛行機をジャンやナディアが追っている感じになっていますが、これについて庵野監督は「飛行機をジャンたちが追いかけて、もう少しで届きそうなのに、ついに飛行機は飛んでいってしまい、カメラフレームからも外れてしまう。それによって夢というのは、そんなに簡単に実現できるものではない」と語っています。

森川美穂のベストアルバム

鷺巣詩郎のバリエーション豊かな劇伴

劇伴は後にエヴァンゲリオンも手がけた鷲巣詩郎さん。庵野監督の意向で、流行りに流されない意味での70年代を意識して作られています。

「敢えて、'70年代のフォークやロック。そして、クラシックとジャズ。それと私が好きな曲。」とライナーに書かれていて、キャラクターやシーンに合わせたバリエーション豊かな音楽が展開されています。

んまあ、ピアノ大好き、クラシックも大好きな自分としては「ネオ・アトランティスンスのテーマ」、「ガーゴイルのテーマ」がめちゃくちゃお気に入りなんですよ。(悪に染まってるw)

ガーゴイルは監督のお気に入りらしくて、バロック調の高級感を狙って作られてるみたいです。

ネオ・アトランティスのテーマはガーゴイルの登場シーンで使われてましたが、惹き込まれちゃいましたね。まんまと監督の意図にハマっちゃってます。笑

ガーゴイルのテーマはしっとりとしたピアノとチェンバロのバロック調な曲です。これはピアノで弾きたい。この曲はバッハの曲だよ〜って言われて知らなかったら信じちゃうと思います。

この辺の格調高い感じがたまりません。

それで言うとネモ船長のパイプオルガンもめちゃくちゃいいんですよ。原作の「海底2万里」から引き継がれた設定ですが、この演奏シーンなんかもすげぇ大好き。

ナディアのサウンドトラックは主なのがVol.1〜3まであって、その他にもボーカルコレクションがあったりと複数あります。

ナディアのサントラvol.3

▲ナディアのサントラVol.3

ナディアのサントラ ライナー

▲ライナーノーツが入っていて制作の経緯なんかを少し覗くことができます

 

サウンドトラック

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エヴァンゲリオン新劇場版:Qでナディアの曲が使われている

新劇でも随所にナディアのオマージュシーンが使われていますが、音楽も使われていて、エヴァQでナディアの曲が3曲使われています。これらの曲はナディアの一連のシーンも含めてオマージュされています。

  • 「万能戦艦N・ノーチラス号」→「The Anthem」
  • 「バベルの光」→「Gods Message」
  • 「起死回生」→「Dark Defender」

それぞれの曲が再度アレンジされて強烈な曲に仕上がっています。「バベルの光」とかかなりヤバイ。タイトルからもまさに「神曲」って感じ。

エヴァの音楽は、ナディアから更に磨きがかかっていて、クラシック音楽がそのまま使われたりもしていて、作品自体が「2001年宇宙の旅」みたいな雰囲気を帯びててかなり好きです。

劇中でカヲルとシンジのピアノの演奏シーンとかもうヨダレものです。

エヴァにハマっていったのも、ちょうど自分がクラシック音楽にハマっていった過程の中でちょうどマッチングした感じでしたね。

そんな感じでナディアもエヴァも音楽で心掴まれましたね。(もちろん作品自体も好きです)

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