アニメ「ジョジョの奇妙な冒険」で人気の高い「処刑用BGM」。
主に勝ち確定の場面で流れる曲ですが、そのどれもがオシャレでカッコいい!
ピアノの味付けが良くて、ロックな曲調の中にも格調高さ、ジョジョという作品のアート感を出してくれてるようです。
僕自身も大好きな曲ばかりで、ちょっと気持ちを上げたい時などには良く聞いたりしています。
そんな処刑用BGMに関して、現在放映されている1〜6部までのそれぞれの曲名と概要をまとめてみました。
Contents
ジョジョの奇妙な冒険の処刑用BGM(1〜6部)一覧
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メインテーマ「Theme of STONE OCEAN」を含む、ストーンオーシャン本編で使用された楽曲達を余すところなく収録!!徐倫達の冒険の軌跡、是非お聴きください!!
配信リンク▶https://t.co/UBuE3ySaZo#jojo_anime pic.twitter.com/1ZcKsfTzCy
— TVアニメ『ジョジョの奇妙な冒険』公式 (@anime_jojo) June 28, 2023
- 1部:決戦〜重なり合う運命〜/松尾早人
- 2部:Overdrive/岩崎琢
- 3部:Stardust Crusaders/菅野祐悟
- 4部:ダイヤモンドは砕けない〜メインテーマ〜/菅野祐悟
- 5部:il vento d'oro/菅野祐悟
- 6部:Theme of STONE OCEAN/菅野祐悟
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1〜6部それぞれの処刑用BGMの概要
1部:決戦〜重なり合う運命〜/松尾早人
2012年〜「ジョジョの奇妙な冒険 Part1 ファントムブラッド」より。作曲者は松尾早人。
この曲は最初ということもあり、王道のボス戦のような雰囲気があります。でもそれがまた始まりであり、ジョースター家の高貴さみたいなものを表していて幕開けにふさわしいBGMになっています。
2部:Overdrive/岩崎琢
2014年〜「ジョジョの奇妙な冒険 Part2 戦闘潮流」より。作曲者は岩崎琢。
「戦闘潮流」から作曲者が岩崎琢さんに変わりました。岩崎さんは自分の中でるろうに剣心のOVA作品(追憶編・星霜編)の印象が強いですね。
この2部の「Overdrive」は最初はシリアスな入りから、アップテンポに変わり英詞の洋楽さながらのイケイケながらオシャレな雰囲気を漂わせる曲になってます。
英語の歌詞が「カナブン」と連呼して聞こえることから「カナブンの曲」としても知られているのがちょっと面白いのですが(笑)、カナブンと聞こえる部分は「coming through」という歌詞です。
3部:Stardust Crusaders/菅野祐悟
2015年〜「ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダーズ」より。作曲者は菅野祐悟。
この作品以降、作曲者は菅野祐悟さんに変わります。やはりこれ以降の処刑用BGMの流れを作ったのが大きいかと思います。
承太郎のどこか無骨で、でも男気のあるそんな部分を表現している曲調でザラついている無敵感が最高です。
世間的な人気は5部の「il vento d'oro」に譲ってしまってるのが...やれやれだぜ。
4部:ダイヤモンドは砕けない〜メインテーマ〜/菅野祐悟
2016年〜「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない」より。作曲者は菅野祐悟。
この作品はどちらかというと自分たちの日常と近い形で物語が進行していくので、「平和」と感じる人も多いかと思いますが(まあ敵は相変わらず鬼畜だけどw)、仗助のキャラなどのその雰囲気を汲み取って反映しているようですよね。
3部からピアノも入っていてましたが、この曲からはより洗練したオシャレなピアノが入ってますよね。今時の若者の雰囲気を保ちつつどこか芯を入れるかのような高貴でオシャレなピアノがたまりません。
5部:il vento d'oro/菅野祐悟
2018年〜「ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風」より。作曲者は菅野祐悟。
「il vento d'oro」はイタリア語で、日本語にすると「黄金の風」。
ジョジョの処刑用BGMといえばこの曲!と言えるほどカッコよく、人気の曲です。
舞台がイタリアというのにもピッタリな曲調・テイストで、何よりメロディーが凄く耳に馴染むんですよね。オシャレなジャズのテイストがありながら、上がるロックな部分が上手く合わさっています。
そして終盤に出てくるピアノ・ソロの部分。ここが超かっこいい。ここからの曲の展開も良くて、静と動が遺憾無く発揮されていてめちゃくちゃ惹き込まれます。
マジでピアノでも弾いてみたい一曲。
YouTubeで公開されている「Yugo Kanno - Topic」チャンネルの動画は現在9000万回再生超え。バズりにバズっていて人気の高さが伺えます。
6部:Theme of STONE OCEAN/菅野祐悟
2022年〜「ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン」より。作曲者は菅野祐悟。
シリアスで緊迫感のある心理的な駆け引きが駆け巡る疾走感のある曲調、オシャレというか女性的なしなやかさも表していて今までのBGMにも負けず劣らずな曲になっています。
やっぱりピアノも上手く織り込まれていて、3部は男!って感じだけど、6部は徐倫の女性的な部分をオシャレに飾ってくれてますね。
この6部のBGMに関して「ファンメイド」というワードが出てきますが、これはおそらくアニメで使われた曲を元にフルバージョンを作ったファンの方の動画がバズってしまって、ファンが作った曲が公式になった、みたいな事だと思われます。
非公式であるとはいえ、ファンメイド動画がここまで話題になるとはジョジョの人気ヤバいなと改めて思わされます。
人気ランキング
これからもジョジョのアニメは公開されると思いますので暫定という事になりますが、世間的な人気としては、
- 5部:il vento d'oro
- 3部:Stardust Crusaders
- 4部:ダイヤモンドは砕けない〜メインテーマ〜
- 6部:Theme of STONE OCEAN
- 2部:Overdrive
- 1部:決戦〜重なり合う運命〜
という順番になるかと思います。
やはり5部の人気は凄まじいですね。人気の理由としては曲の展開が強くて、曲のどの部分を使っても引きが強いのが要因かと思います。キャッチーでありながらジャズ的なオシャレさがあって、ストーリーの雰囲気ともバッチリと色々とマッチしてますからね。
でもこれまでの作品が下地を作ってきたという事もありますから、この曲が生まれたのも4部までの積み重ねがあったからこそ。
おわりに
ジョジョの奇妙な冒険の処刑用BGMを1〜6部までまとめてみました。
漫画の人気の高さ、他の漫画への影響力はいわずもがなですが、アニメでの成功も見逃せません。
あらゆる面で原作漫画へのリスペクトを感じられて、こうやってサウンドトラックの面でも素晴らしい曲が生まれるのは嬉しい限りです。
7部「スティール・ボール・ラン」のアニメ化がどうなるかなぁという感じですが、まだこれからも漫画なども続いていきますから色々と見逃せません!
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