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2018年のロシアワールドカップ決勝で謎の集団が乱入するという騒動が起きました。

この人達の正体はPussy Riot(プッシーライオット)というパンク・ロックバンドのメンバーです。

パンク・ロックバンド!?

それから、今回の乱入や過去に起こした騒動もなぜこんな事したの?と興味を持ちました。

という事でプッシー・ライオットに俄然興味が湧いたので、このバンドのワールドカップでの騒動、過去に起こした騒動、メンバーや楽曲などを調べてみました。

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ロシアW杯決勝に乱入

 ロシア・ワールドカップ(W杯)決勝が現地時間15日に開催され、フランスがクロアチアに4-2で勝利を収め、20年ぶり2度目の優勝を果たした。一方、その試合途中に複数人の乱入者が現れたことが問題となったが、英紙「ガーディアン」は、ピッチに侵入したロシアのフェミニスト・パンク・ロック集団である「プッシー・ライオット」の4人に、裁判所が15日間の禁固刑を言い渡したと報じている。

問題のシーンが起きたのは、フランスが2-1とリードして迎えた後半7分過ぎだった。クロアチアがボールをキープし、主将のMFルカ・モドリッチから左サイドへパスを展開したあたりで4人がピッチ上に乱入した。試合は中断を余儀なくされ、スタジアムは騒然。その後、警備員により引きずり出される格好となった。

FOOTBALL ZONEより引用

この行動によってこの4人のメンバーは、15日間の禁固刑と今後3年間「スポーツ大会」に立ち入る事を禁止されました。

なぜ乱入したのか?

世間では、ふざけるな!という意見が多いかもしれませんが、この行動はどうやら"ただのおふざけ"ではないようです。

今回の行動はロシア政府、プーチン政権に対して抗議するために行われた模様。

プーチンが何度も政権を握っている事、独裁的な政治、批判者への弾圧などがあり、それを受けてプーチン批判者が殺害される事件などが起こります。

その他にも、同性愛宣言禁止法やシリア介入などの人権問題が国際的な問題になっていて、2014年の冬季ソチオリンピックでは抗議の意味を込めてアメリカ、イギリス、フランス、ドイツなどの首相が閉会式に参加しませんでした。

これってよっぽどの事なのでは?

ちなみに日本の安倍総理は参加しています。

警察官の衣装を着ていたのは、ソ連時代の詩人ドミトリー・プリゴフの命日が7月16日だったことにちなんだという。

プリゴフは、警察官を持ち上げることで暗に腐敗した警察官や権力を批判した詩をつくっていて、プッシー・ライオットもそれに倣ってプーチン政権を批判しようとしたらしいです。

非常に根深い問題があり、単に今回の「W杯に乱入した」という表面的な行動だけを見てプッシーライオットを批判するのは、ちょっと違うのかもしれませんね。

「Policeman enters the Game(警察官が試合に入る(「乱入する」という風にも読める)」と題して、犯行声明も出しています。

そこの中で、いくつかの要求をしています。

プッシーライオットの要求
1. 全ての政治犯を解放すること
2. 「いいね」の罪で拘束しないこと
3. デモ行進中に不法に逮捕しないこと
4. 国内での自由な政治競争を容認すること
5. 罪状をでっちあげ、理由なく収監しないこと
6. 世俗的な警察官を、理想的な警察官に変えること

教会で抗議行動

プッシーライオットの過去の騒動として有名なのがこれです。

2012年にプーチンの再選を受けて、救世主ハリストス大聖堂で「邦題:聖母様、プーチンを追い出してください」という歌を歌って、メンバーの3人が逮捕されるという事態になりました。

内2人は禁錮2年の実刑判決。1人は禁錮2年執行猶予2年の判決を受けました。

この事に対して、あまりにもひどい刑、扱いを受けているとして、ワールドカップで出した要求もそこに起因しているようです。

この行動で注目されてからなんと、ドキュメンタリー映画『Pussy Riot: A Punk Prayer』が製作されました。

どんだけ〜。笑

その他にもトランプタワーで抗議をしたり、何かと世を騒がせています。

プッシーライオットとは

●概要

プッシー・ライオット(露:Пусси Райот、英:Pussy Riot) は、ロシアのフェミニスト・パンク・ロック集団。許可を取らずに、モスクワ地下鉄や赤の広場で即興演奏をすることを特徴としている。バンド名は"プッシー(子猫、あるいは女性器)の叛乱"の意。

wikipediaより引用

●結成のきっかけ

きっかけはこの直前、与党「統一ロシア」が、2012年にあった大統領選でプーチン首相(当時)を候補に擁立すると発表。これを受け、プーチン氏は当選したあかつきには、当時大統領だったメドベージェフ氏を首相に任命する方針を表明した。

この4年前は、プーチン氏が大統領で、メドベージェフ氏が首相だった。2人が入れ替わる形で三たび大統領と首相のポストを「独占」することに対し、世論は反発。ベルズィロフさんらもプーチン氏への反対運動を展開することを決意した。

HUFFPOSTより引用

メンバー

メンバーは10人ほどが演奏をして、それとは別に15人ほど裏方がいるらしいです。

プッシーライオットの一員であったピョートル・ベルズィロフさんは、「このメンバーはいつでも交代できる戦争集団」と語っていることから、入れ替わっている可能性があります。

よく目出し帽を被っていてるのは、顔を覚えてもらわなくてもいいという理由もあるが、匿名で参加しているメンバーもいるからみたいですね。

●W杯に乱入したメンバー

ヴェロニカ・ニカ・ニクルシナ

オルガ・クラチェヴァ

オルガ・パクツソヴァ

ペトヤ・ヴェルジロフー

●救世主ハリストス大聖堂でライブをして逮捕されたメンバー

(中央)エカテリーナ(カーチャ)・サムチェヴィッチ

(左)マリア(マーシャ)・アレキナ

(右)ナデズダ(ナージャ)・トロコニコヴァ

少し可愛い...かも。笑

楽曲

●プッシーライオットが影響を受けた音楽

パンク・ロックやオイ!のバンドであるAngelic Upstars、Cockney Rejects、シャム69、eRa、The 4-Skinsから最も重要な音楽的インスピレーションをうけているという

また、アメリカ合衆国のパンク・ロック・バンド、Bikini Killや、1990年代のライオット・ガール (Riot grrrl) ムーヴメントにもインスピレーションを受けている。

wikipediaより引用

曲もちょくちょく出しているようで、曲数が入っているEPやミニアルバム的な物も発売しています。

●映画のサウンドトラック

●3曲入りのEP

●話題の曲

wearepussyriotより引用

まさに話題になったワールドカップの後の新作。

犯行声明を匂わす歌詞と「理想的な警察官」と「世俗的な警察官」の違いを歌っている。

wearepussyriotより引用

ドナルド・トランプの女性蔑視的な発言に対する歌を歌っている。

wearepussyriotより引用

これもまたトランプに対しての歌。

「もちろん私たちは、トランプに対してF○CKって言うよ」とコメントしています。

まとめ

ワールドカップ乱入だけではなく、

・教会で抗議行動をして逮捕。その他にも騒動を起こしている。

・メンバーはたくさんいて、匿名のメンバーもいることから全容が掴めない

・楽曲も結構リリースされていて、彼ら彼女らのメッセージを乗せて歌っている

ということが分かりました。

色々と破天荒に思えるような行動ですが、「バカな行動だ、勇気ある行動だ」とかではなく、良くも悪くも議論を持ち上げて一石を投じるためにやっているのかなぁと思います。

プーチンやトランプのような強硬派の権力者がいる以上、プッシーライオットはまたひと騒動起こしそうですよね。

まあ、自分としては面白いバンド知れたなぁなんて思ったりしてますが。笑

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