『海がきこえる』の東京のロケ地・聖地巡礼!吉祥寺・新宿・成城学園前を巡ってみた!
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ジブリ映画「海がきこえる」の東京のロケ地・聖地巡礼に行ってきました。

30年以上の時を経た2025年に全国の劇場で公開されるという近年熱い作品の一つですよね。(自分もリバイバル上映は見に行きました)

高知がメインで東京が登場するシーンは多くありませんが、新宿・吉祥寺・成城(浜松町と羽田空港も少し登場しますが今回はメインの3箇所を巡りました)と少ない中でも印象的な場面で使われている味わい深い、素敵な場所ばかりです。

作中ではほとんどそのまま現実のロケ地が登場するので、分かりやすいし行く甲斐も非常にある!

先人方のブログを参考にしつつ、「海がきこえる」の作中の雰囲気を思い出しながら巡ってみましたので、よかったらご覧ください!(作中の場所以外にも少しその街周辺の写真なども載せていて、作中で登場した場所の写真は灰色の枠とキャプションを付けて分けてあります)

※作中の画像に関してですが、ジブリのホームページで「※画像は常識の範囲でご自由にお使いください。」とのお達しがあり使わせて頂いてます。著作権はスタジオジブリに帰属します。

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ジブリ映画「海がきこえる」のロケ地・聖地巡礼【東京編】

巡った順番は新宿→成城→吉祥寺で、新宿からは小田急線で成城学園前へ、成城学園前から小田急線で下北沢まで行き京王井の頭線に乗り換えて吉祥寺へ行きました。

映画の最初と最後に登場する印象的な「吉祥寺」

©️スタジオジブリ

 

作中の最初と最後に登場する印象的な吉祥寺駅。

杜崎拓と武藤里伽子が再会するロマンチック(作品の雰囲気的にいわゆるロマンチックらしいロマンチックとは違うかもだけど)な場所です。

拓が立っているのが2番ホーム、里伽子が立っているのが3番ホームです。

なぜ吉祥寺駅なのか?というのは、制作当時ジブリのスタジオから近く実際に見に行ける場所だったからということらしいですね。

いかんせん時が経っているので変わっている部分などあったり、工事していたりでしたが大枠で見ればそのままの部分が多いかと。

作中冒頭のシーンから。

3番ホームから見た、拓が立っているシーン

 

2番ホームから見た、里伽子が3番ホームに出てくるシーン

 

里伽子を見つけるも間に合わず立ち尽くしている拓のシーン

 

ここから作中最後のシーン。

里伽子が3番ホームで本を読んでいるシーン

 

階段から出てくる拓のシーン

 

里伽子を見つけて駆けていく拓のシーン

 

拓が階段を降りていくシーン

 

階段を降りて3番線に向かう通路のシーン

 

3番線に登る階段のシーン

 

階段を登って3番線に出てきたシーン

 

作中では「ロンロンヤング館口」と書いてあるのが印象的でした。

余談ですが、atreに行った際にこの「ロンロンヤング館」の名残りで「ロンロン市場」があったので思わずパシャリ。

里伽子を探して線路側を見ているシーン

 

里伽子を見つけてカメラのアングルがグルッと回るシーン

 

ここの拓側からと里伽子側からカメラのアングルがグルッと回るシーンは大好きですね。

「再会」したなぁというのがグッときます。

拓が里伽子を見つけて正面から見ているシーン

 

里伽子がお辞儀して拓を真っ直ぐ見ている所の絵はいいですよねぇ。少し大人びた姿が本当に絵になります。

©️スタジオジブリ

 

そう、この絵ですが撮った写真よりももっとアップになってますね。

後ろのビルなんですが、里伽子が作中冒頭で登場したシーンの後ろにあるビルとはまた違います。

©️スタジオジブリ

 

このシーンのビルは右側にあって、最後のお辞儀するシーンのビルは左側にある感じです。窓の感じも違いますしね。

実際に行ってみるとこのビルで合ってそうだよなぁ?と思っちゃうのですが、どうやらそれぞれ別のビルでした。

吉祥寺の登場シーンはこの駅だけになりますが、リバイバル上映でアップリンク吉祥寺へ見にいったので少しぶらりと歩いたりもしました。

住みたい街ランキングなどでも常に上位にある人気の街で、若者のエネルギーもあるオシャレな面もありつつ、レトロなアーケード街や飲み屋街が数多く存在する下町感もあり、交通の便は凄く良くても新宿ほど都会過ぎない、なんともバランスの良い街ですよね。

30年以上前と今では吉祥寺の状況や人気など違う部分があるとは思いますが、結果としてホントいい場所を選んだよなぁと。(選んだというか近かったからという理由だけども)

三鷹も隣にありジブリ美術館も近く、この吉祥寺のロケ地・聖地も合わせてジブリ好きにはたまらない場所になるかと思います。

里佳子が父親を訪ねて行った「成城学園前」

©️スタジオジブリ

 

里伽子と拓が東京に行った際に、父親を訪ねるために来たのが成城。

お金持ちが住むイメージはありましたが、実際に行ってみてホントそのままお金持ちの街で成城学園始め他の学校もあり、一大学園都市でもありましたね。

上品な雰囲気が漂っていて、理路整然と立ち並ぶ大きな家に「ベンツ」や「BMW」、「アウディ」など高級車を多く見かけました。

個人的にはこうゆうロケ地巡りなどなければそんなに訪れそうもなく、観光で来るという感じの場所でもなかったのでかなり新鮮でした。

駅前にコンパクトにお店が並んでいて、北口、南口共に歩いてみるとほぼ住宅街という感じでした。

ロケ地に関しては北口方面にあります。駅に関しては改装されて、作中での地上にあった駅の描写は今はもう見れません。

成城に実際に行ってみて、里伽子がこの街で育ったのなら、多感な時期の高校時代に高知へ引っ越すとなると文化圏・価値観違いすぎてそりゃあ浮くだろうし色々難しい所あっただろうなと思わずにはいれなかったですね。笑

本店になるのかな?本家「成城石井」をパシャリ。

北口を出て真っ直ぐ行くと里伽子の父親の家があります。地図で見るとココ。

里伽子の父親が住んでいる家が登場するシーン

 

里伽子の父親の家の玄関正面のシーン

 

駅から結構近くて、作中のように結構歩いて到着するのかと思ってました。

ここから更に真っ直ぐ進むと桜並木が登場します。

閑静な住宅街に真っ直ぐに伸びる桜並木の道が綺麗で、ここに関してはまた春に訪れてみたいですね。

別の通りを少し行くと中高大一貫の成城学園の大きな敷地があります。

この敷地が途切れる場所まで進んでいくと、二人が歩いていた坂道があります。

意外と歩くのですが、川を渡る橋があるこの場所。

成城と祖師谷を隔てている仙川。のどかな感じがまたいいですね。

二人で里伽子の父親の家に向かっている坂のシーンその1

 

二人で里伽子の父親の家に向かっている坂のシーンその2

 

この坂道は、実際には里伽子の父親の家の方が駅に近いので遠回りしていることになりますが、位置関係はアニメの中では逆転させているということになりますね。

それとも遠回りして話す時間を作ったとか...それはないか。笑

この坂道を過ぎて、二人が歩いてるアップのシーン(この成城の見出しのすぐ下にある画像)の場所なんですが、最初はこの坂道を登り切った辺りかと思いましたが、道路標識や電柱、周りの家の位置関係からして少し違いそう。

木々の感じからして桜並木通りのどこかかなと探してみましたが、それっぽい場所はあるけども微妙に違う感じでやはり30年以上経つと変わってしまってるのかなと。

車が左右にそれぞれの進行方向に向かって駐車しているのを見ると、2車線のもっと広い場所だったのかも...また探してみたいと思います。

東京で宿泊した「新宿」

©️スタジオジブリ

 

里伽子の父親を訪ねた後、宿泊したのがここ新宿。

いわずもがなの日本の中心地、大都会で都庁や新宿住友ビルなど大きなビル群が並んでいて歩いてるだけでも楽しかったですね。

都庁や新宿住友ビル(三角広場)にはピアノが置いてあるのでそこも個人的には熱いポイント。

制作当時とは変わってる場所はかなりあるんだろうな〜。

小田急線のりばのシーン

 

ここで合っているかはわからなかったのですが、似ている場所だったので撮ってみました。

 

拓が案内板を見ているシーン

 

 

拓が歩いていた・立ち止まって黄昏ていた歩道橋のシーン

 

この2枚は拓の目線から撮ってみました。ビル群も壮観で思ったより緑があるなぁと。

 

拓が見上げたシーンと拓と里伽子が泊まったハイアットリージェンシー

 

拓と里伽子が泊まったハイアットリージェンシーでかなりインパクトある造形でしたね。かなりいいホテルですが一回泊まってみたいですね。

ここでの里伽子の「ひどい東京旅行にになっちゃったわね」という台詞がお気に入りで、確かにここに来るまでの経緯や父親、元ボーイフレンド、その後のことからすると言葉通りなのかもしれないけど、これがまた二人をより近づけたというか、縁が巡った出来事かと思うと味わい深いなと。

 

拓が歩いていたオブジェのある都庁側のシーン

 

この辺は高層ビルの多いTHE・都会という感じで拓はこの都会新宿に刺激を受けたんだろうなぁ。

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おわりに

ジブリ映画「海がきこえる」のロケ地・聖地巡礼について書いてみました。

もう30年以上前の作品で変わっている場所や無くなっている場所もありましたが、どこも味わい深い場所でしたね。

個人的には新宿が結構お気に入りでして、特に「ハイアットリージェンシー」はいつか泊まってみたいと思いました。

東京ときたら今度は高知編も待った無しかなと思うので、いつか実現したい所です。

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