King Gnu(キングヌー)のドラマ主題歌『白日(はくじつ)』の歌詞を考察してみた。
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現在、最も勢いのあるアーティスト・King Gnu(キングヌー)が歌う、ドラマ「イノセンス 冤罪弁護士」の主題歌「白日(はくじつ)」の歌詞考察です。

この曲はマジでハマりました。

とにかくめちゃくちゃ良い曲!!歌詞も曲も非の打ち所がありません。

2018年あたりから話題になり始めていたキング・ヌーですが、僕がキング・ヌーを知ったのはこの「白日」からでした。

聴き放題のストリーミングサービスを普段利用しているのですが、トレンドで「白日」が出現していたので軽い気持ちで聞いてみたら、

なんだよ...この曲...ヤベェじゃん。

ってなってそこからもうヘビロテです。しかもちょうど知った日がキング・ヌーがMステに出演するという日でしたね。ホントにラッキーでした。

そんなドラマ主題歌にもなった「白日」の歌詞を考察してみました。

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「白日(はくじつ)」のMVと歌詞


King Gnu official YouTube channelより引用

時には誰かを
知らず知らずのうちに
傷つけてしまったり
失ったりして初めて
犯した罪を知る

戻れないよ、昔のようには
煌めいて見えたとしても
明日へと歩き出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも

今の僕には
何ができるの?
何になれるの?
誰かのために生きるなら
正しいことばかり
言ってらんないよな

どこかの街で
また出会えたら
僕の名前を
覚えていますか?
その頃にはきっと
春風が吹くだろう

(※1)
真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
へばりついて離れない
地続きの今を生きているんだ

(※2)
真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
全てを包み込んでくれ
今日だけは
全てを隠してくれ

もう戻れないよ、昔のようには
羨んでしまったとしても
明日へと歩き出さなきゃ
雪が降り頻ろうとも

いつものように笑っていたんだ
分かり合えると思っていたんだ
曖昧なサインを見落として
途方のない間違い探し

季節を越えて
また出逢えたら
君の名前を
呼んでもいいかな
その頃にはきっと
春風が吹くだろう

真っ新に生まれ変わって
人生一から始めようが
首の皮一枚繋がった
如何しようも無い今を
生きていくんだ

真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
今だけはこの心を凍らせてくれ
全てを忘れさせてくれよ

朝目覚めたら
どっかの誰かに
なってやしないかな
なれやしないよな
聞き流してくれ

忙しない日常の中で
歳だけを重ねた
その向こう側に
待ち受けるのは
天国か地獄か

いつだって人は鈍感だもの
わかりゃしないんだ肚の中
それでも愛し愛され
生きて行くのが定めだと知って

後悔ばかりの人生だ
取り返しのつかない過ちの
一つや二つくらい
誰にでもあるよな
そんなもんだろう
うんざりするよ

※1

※2

「白日(はくじつ)」の歌詞を考察

この歌詞の面白いところって、目線が冤罪を被せられた人ではなく実際に犯罪を犯した人目線なところ。

井口理が真ん中で白い服を着て歌っていますが、この中心というのが人間の心=中心=本質的な部分を歌っているという気がしてます。

この歌詞はまさしく冤罪の歌というわけではなくて、一般の人たちにも当てはまる些細な罪の意識に焦点を当てている感じなのかなと。

冤罪を前提でこの歌詞を考えると、罪を誰かに被せた、自分の罪が他の人がやったことになってる。よかった。

ではない!という事が歌詞に書かれているのかなと。

自分が世間や法に裁かれていない、けども自分は罪を犯している。それを他の誰にも言わずに生きて行く。

大なり小なりあると思いますが、やはり罪の意識を抱えながら生きて行くことは結構辛いですよね。

罪を犯して平然と生きている、と思われている人も実はこのような葛藤を抱えているのではないかなと。

あの時、嘘ついちゃったなとか、無意識に言った一言が相手を傷つけて疎遠になってしまったりとか、それだけでも心が晴れなくなったりしますから。

時が経って、またお互いが顔を合わせれば心は晴れるのかな?という願望を抱き続けているというのもまた辛い。

この「白日」という言葉は「白日の元に晒す」という言葉が有名で、まさに実際に犯罪を犯した人、真犯人に焦点を当てている形の視点で歌詞が書かれているので、その真犯人の怯えている胸中を晒しているような内容です。

僕は信仰心があるわけではないのですが、世間や法に裁かれなくても「どこかで神様がお前の事は見ている」と言っているような感じもするんですよね。

「白日神」という神様が古事記に登場するのですが、アマテラスの異名としても知られています。なので「どこかで神様がお前の事は見ている」というのもありえるかなと。こじつけですけどね。

怯えているんですよね。

真っ白に全てさよなら
降りしきる雪よ
全てを包み込んでくれ
今日だけは
全てを隠してくれ

という部分がありますが、まさに怯えているようです。今、今だけはどうか暴かれないでほしいと。

こうやって誰も知らないところで、俺は胸中を語っている。後悔しているし、辛い。それは正直に認めよう。でも俺が罪を犯したという肝心な部分はどうか、どうか見つからないでくれ。

とでも言っているかのようです。

ジャケットが印象的なんですが、裸?なのに肝心な顔が仮面?のようなもので覆われています。

肝心な顔は割れないように...という怯えが見え隠れしているような感じですね。

それでも人間は誰しもこのような葛藤や思いを抱えて生きているし、「誰にでもあるよな」と寄り添って、それでも生きて行くんだと、まさに「俺も昔はそうだった。色々悩んで人生嫌になったこともあった。でもなんとかこうやって生きてお前と話してる」と言ってくれてる、決して背中を押す!という感じではないけど、隣に並んで見守ってくれる兄ちゃんみたいな感じを受ける歌なのかなと。

人の中にある「怯え」を上手く包んでくれるような形で、MVと歌詞でそれらを表現していますよね。

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