2023年8月5日(土)に行われたアニメ「ARIA(アリア)」のオーケストラコンサート「ARIA The SINFONIA」をじっくり見させてもらいました。
配信ですが。笑
現地に行きたかったけど難しかったので配信での参加になりました。
それでもハイクオリティな配信で、たっぷりとそのオケコンの雰囲気を味合わせてもらったと思います。
ARIAの名曲の数々、でっかい素敵だったなぁ。。。
そんな「ARIA The SINFONIA」のセットリストや感想を書いてみました。
Contents
「ARIA The SINFONIA」の概要
「ARIA The SINFONIA」は2023年8月5日(土)に文京シビックホール大ホールで行われて、配信、ライブビューイングも行われました。
アニメの監督を務めた佐藤順一、音楽演出の佐藤恭野、サウンドトラックに参加したChoro Club、妹尾武、主に主題歌やカンツォーネを担当した窪田ミナ、主題歌を歌った牧野由依、水無灯里の声を担当した葉月絵理乃などが実際にコンサートに参加した豪華ラインナップ。
セットリスト(曲目)
- ゴンドラの夢
- 鐘楼のパトリ〜ネオ・ヴェネツィア〜
- AQUA
- おかしなふたり
- ケットシーの行進
- 逆漕ぎクイーン
- 歓喜の街
- サンタクロウスの空
- つないだ手と手
- 望楼
- 永遠の海〜A Song for Zephyr〜
- 水の鏡
- 未来への航跡
- 横顔
- ウンディーネ 〜orchestra edizione〜
- ネオ・ヴェネツィアの秋
- あこがれ
- 追憶のドルチェ〜Canal Grande〜
- 祝祭の幕が開く
- 風まかせ
- 信じる気持ち
- ゴンドラの魔法
- 冬の世界〜Fiocco di Neve〜
- 旅たちの空〜ARIA Forever〜
- シンフォニー
- ARIA
ナレーション中の楽曲はこちら。
♪舞台転換中の長めの灯里ちゃんのナレバックの曲♪
「ゴンドラの夢」の後
そして船は行く(ピアノソロVer.)「未来の航跡」と「横顔」の間
そして舟は行く(弦+ピアノVer.)「祝祭の幕が開く」の後
夢のきざはし(木管+ハープ+チェロ) です。#ARIAオケコン #ARIAカンパニー https://t.co/APRz9kFTxS— さとうやすの(佐藤恭野) (@yasuno_san) August 9, 2023
「ARIA The SINFONIA」の感想
音楽が素晴らしいアニメ「ARIA(アリア)」で期待していたイベントの一つ
アニメは2021年で終了してしまっているけど、いつ見てでっかい素敵な気持ちになれる作品。
その中で音楽はマジでこの作品の感動を司っている一つですよね。
この作品を知ったのはピアニストの妹尾武さんからでしたが、ストーリーも合わせて素晴らしい作品に出会えました。
サウンドトラックとは別に、ピアニストが参加している関係からも「ピアノコレクション」も2作品作られていて、音楽的にはかなり人気だから他の音楽の展開もあるかもしれないとは思っていました。
それこそ自分は京アニの「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」の音楽も大好きなんですが、ヴァイオレットの方も色々と音楽のイベントが展開されていたので、ここはARIAもどうか!と思っていたところにこのイベントが決まりました。
現地に行って参加できなかったのは残念でしたが、配信も行うという神展開も用意してくれたので感謝しかありません。
でっかい素敵なオーケストラコンサートだった
昨日のARIA The SINFONIAにお越しくださった皆様、配信をご覧くださった皆様、ありがとうございました。素敵な時間をご一緒できて幸せでした。また皆様にお目にかかれますように✨mina#ARIAカンパニー pic.twitter.com/MRztvPko8W
— 窪田ミナ (@minakubota) August 6, 2023
全体としての雰囲気はオケコンというクラシカルな雰囲気もありつつ、アリアの楽曲が上手く中和して優しい空気が流れていたと思います。
途中に水無灯里役・葉月絵理乃さんのナレーションがあり、少し物語を感じながら曲を追っていけるのが良かったですよねぇ。
最初はオーケストラの皆さんと妹尾武さん、Choro Clubの皆さんも参加して始まり、牧野由依さんのピアノ弾き語り、窪田ミナさんがピアノを弾いた「ウンディーネ 」、その後も皆さんの見せ場がしっかりと設けられた編成になってました。
指揮者の井田さんが1曲ごとに拍手に満面の笑みで応えられていて、それもまた間違いなく和やかな雰囲気を作り出している一助だったかなと。
これは会場で見られた方々は羨ましなぁ。。。
個人的に気になった楽曲について。
◉「ゴンドラの夢」
この曲から始まったのですが、ARIAって感じがしますよね。この緩く心地良い感じ。妹尾さんやショーロクラブさんも加わって盛大でありながら素朴に、ゆらりと始まりましたね。
◉「そして舟は行く」
これは最初の葉月さんのナレーションのバックでピアノ生演奏で披露されていた曲。正式なプログラムの楽曲ではありませんが、あら素敵と思いながら聴いていました。楽譜がチラッと映ったりして、あ、その楽譜欲しい!とピアノ・ソロ愛好家の自分は思って見てたわけです。笑
◉「逆漕ぎクイーン」
この曲は作中でちょっとコミカルなシーンで使われていますが、リズミカルでテンポの速い楽曲。なんかこう、疾走感がある中にもコミカルさがあって自然と体が動いてしまいます。パーカッション隊が良い仕事してました。
◉「サンタクロウスの空」
作中で感動的なシーンでも使われていた楽曲で、河井英里さんの声とローズ・ピアノが印象的ですよね。オケでは木管楽器のソロが優しくメロディーを奏でて少しづつ盛り上がっていくのは原曲とはまた違う感動的がありました。にしてもメロディーがヤベェ。。。
◉「永遠の海〜A Song for Zephyr〜」
妹尾さんのメロディーセンス爆発してる楽曲。「海」が欠かせない作中において沁みる楽曲の一つです。原曲はネオ・ヴェネツィアの街の一角から海を眺めて黄昏れているような雰囲気ですが、オケでは空から街、そして海を大きく眺めているような壮大さを感じるようなアレンジで、これまた切ない気持ち良さがありました。
◉「ウンディーネ 」
アニメ「ARIA」全体においてテーマソング的な存在の楽曲ですが、自分もめちゃくちゃ大好きな1曲。この曲のオープニングでアニメに惹き込まれたと言っても過言じゃありませんからね。
作曲者の窪田ミナさんのピアノ、牧野由依さんのボーカル、そしてショーロクラブさんや2021Ver.に参加した大石真理恵さんのカホン、そしてオケが混ざり合って色彩豊かなウンディーネが演奏されていました。
◉「冬の世界〜Fiocco di Neve〜」
「ARIA The BENEDIZIONE」で使用されている楽曲ですが、冬のひんやりとした空気感の中に包み込むような暖かさがあって大好きな1曲。妹尾さんがご自身でピアノを弾きましたが、弾きたかったんだろうなぁと思いつつ(笑)素敵な演奏を堪能させてもらいました。
ちょっと妹尾さんの楽曲が多いのは許して欲しいのですが(笑)、やっぱりメロディーが半端なく良い!素朴で味わい深いメロディーは絶品。そして自分は結構冬の曲が好きだよなぁと改めて感じましたね。曲のひんやりとした感触ながら温かいメロディーの絶妙なバランスが大好き。
二次会的な「#ARIAオケコン佐藤家雑談」もゆるっと参加
そんなわけで いつも通り突然ですが...
『 #ARIAオケコン 佐藤家雑談』を開催しちゃおうと思ってます。
多分20時半くらいからゆるっと!
お時間あったら覗きにきてね。
録音失敗しなかったら、8月11日(金)23:59までアーカイブ残しますんで〜😅#ARIAカンパニー https://t.co/7EkNnQLytY— さとうやすの(佐藤恭野) (@yasuno_san) August 9, 2023
佐藤さん夫婦(佐藤順一さんと恭野さん)が後日、8月9日に「#ARIAオケコン佐藤家雑談」をX(旧ツイッター)のスペースで行なっていました。
後日談的な話や、編曲を担当した庄司さん、パンフレットのイラストを担当した伊東葉子さんもゲストで参加されてゆるりと振り返りをしていて、オケコンが終わったあとのロスを和らげてもらえましたね。
声での参加はありませんでしたが、葉月さんやアリシア役の大原さやかさんも確かこのスペースを見ていた(ハズ?)んですよね。
今回のコンサートでの途中のトークがもっと聴きたいなぁと思ってたので嬉しかったですね。
やはり多く声が上がっていたのが、また開催して欲しい、ということと、円盤を出して欲しい、ということ。
またの開催もそうですが、なんとかDVD・Blu-ray化してくれないかなぁ。今回のコンサートは松竹の方でARIAが好きな方がいて実現した企画だったということで、この円盤かもどうか、松竹さん。笑
そうなのよ、まだ聴きたい曲があるわけです。「アクアアルタ日和」、「雪燈」、「
おわりに
「ARIA The SINFONIA」のセットリストや感想などを書いてみました。
いや〜ホントに今回のオケコンを聴いてさらにARIAの曲に対して味わい深さがましたなぁと。
妹尾さんのピアノも最高だったな。
ARIAの音楽は本当に素敵なので次回開催も是非検討して欲しいですし、今回のオケコンのDVD・Blu-ray化もして欲しいところですよね。